◇旋律と蒼天のブライニクル◇
最終更新:2024/3/19
作品紹介
今から7年前。世界を震撼させる大事件が起きた。 それは軍人とギルドによる力で食い止めて平和になったと言う。まだ私が一桁の年齢に起きたものだけど印象に残っている話だ。更に昔には大戦もあったりと現在では考えられない争いの絶えない最悪な時代だと思う。 しかし、諦めずに頑張った結果が今の時代を築き上げて手に入れた平和。物騒にイメージされる軍隊は破棄され、ギルドと呼ばれた組織も解散されて新たに作り直された。 世界は平和だ。昔が嘘かのようにどうしようもない程に安心して生きていける幸せな世界。 英雄なんて呼ばれた人間も時間が経つに連れて薄れていき、誰しもがぬくぬくと育つ世の中に問題はない。 ただーー。 そこで生きていくにはあまりにも持て余す力を私は有していた。並外れたこの才は寧ろ7年前くらいに必要なものであったのに何の間違いか、こんな平和になった世界に取り残されてしまっている。 異端で異質で異常としか言えない嫌悪する力を。 ※ エブリスタ掲載前作 【旋律を奏でる蒼天】の次回作です。 この作品だけでも問題なく読めるストーリーでありますので気兼ねなく読んで下さい。 ちょっと更新は遅めです。
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