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作・関川 二尋

アトランティスのつまようじ

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【作品紹介】

これはSFであり華麗な脱獄の物語。 そして苦しみながらも希望を求める魂の物語。 かつて存在したアトランティス大陸の冒険物語。 ここには世界の謎の解答があり、 世界があやふやである事の証明があり、 人の魂の気高さを謳う物語がある。 交じり合う三つの物語。 それぞれの物語の結末に見えるものはいったいなにか? 大げさに書きましたが、やっぱり軽い読み物です。 お気軽に読んでいただければ嬉しいです。

冒険 ファンタジー SF SF 脱獄 アトランティス

投稿されたレビュー

ストーリーテラーのジレンマ

関川さんの小説を読んだ後は、いつも考えさせられます。 自分の解釈はあってるのだろうか? と不安になりながら(これは決して筆者の意図するところではないとは理解しているのですが)ストーリーを振り返り、セリフを振り返り、残されたメッセージを考えます。 いつも「読みやすく、世界に入り込めて、読後感のいい小説」であるがゆえに、単純に読んで面白かった、だけだともったいない気がして。 多くの話を書き、多くの話を読む筆者の苦悩、ストイックなまでに読者視点に立ち続け、アイデアを出し続け、こだわり続け、すり減らした筆者の魂が感じ取れる気がして。 作中のキャラクターに対する愛情、こだわりと情熱、あくなき向上心、書くことに対する楽しみと苦しみがどこから生まれるのか知りたい気がして。 そんな筆者のジレンマが表れているのがまさに今作なんじゃないかな? と思ったり。作中のストーリーテラーは全て筆者、関川二尋の分身であることに疑いの余地はありませんが、それぞれが悩みや思いのたけをぶつけ合った結果の完成度、という気がするのです。筆者の脳内ではきっと、繊細な関川、大胆な関川、そしてアイデアを出す関えもんによる、あーでもない、こーでもない、いっそのことぶっちゃけてみるか? やっちゃう? やっちゃえ! みたいな会議が繰り広げられていて、それを経由して「アトランティス⇨アトランティス」の旅が出来上がったんじゃないかな、と勝手に妄想してしまうのです。 今作は純粋に「読んで良かった」と思うとともに、これからも関川さんには傑作を生み出し続けていただきたいな、と、そんな感情を抱きました。

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叶良辰

作品の評価分布

5.0~

1

4.0~

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3.0~

0

2.0~

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1.0~

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未評価

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