セカンドバベルの下で
最終更新:2020/4/26
作品紹介
太平洋に屹立する人類初の軌道エレベータ。それはセカンドバベルとも揶揄される、利権と欲望の渦巻く場所だ。 50歳近い元軍人でサイボーグのトッドと、その娘ステフはセカンドバベルで問題解決請負業「トラブルシューター」を生業とする、血の繋がらない親娘だ。 調査や交渉、荒事まで様々な依頼を電磁拳銃と単分子ナイフ、そして少々の口先と機転で解決してきた。 ある日舞い込んだ依頼はギャングに狙われた女、ミーナの護衛。 それは敵と味方が入り乱れ、国をも跪かせる組織が幾つも絡んだ大事件の始まりであった。 立ち塞がるは重武装の精鋭機械化非合法部隊。 銃弾の嵐をかいくぐり、親娘の絆がセカンドバベルの闇を撃ち抜く! ※「小説家になろう」様、「アルファポリス」様でも同時掲載しております。