おばけ居酒屋の裏メニュー
最終更新:2022/1/7
作品紹介
とある地方都市の繁華街に「おばけ居酒屋」の異名のある店がある。ボロボロの外観から常連が面白がって呼び始めたのだが、その店には死人や妖怪も顔を出すようだ。常連になると、もう食べられなくなった懐かしい『想い出の味』を提供してもらえるかもしれないというその店に集まる人々の思い出は様々で。 やがて引き継いだはずの孫だったけれど、彼の料理に対する姿勢は複雑なものだった。 これは『居酒場 源』に集まる人と妖怪の物語。 *** こちらは以前から掲載している「想い出の味(https://kakuyomu.jp/works/1177354054892738080)」という短編とKAC2021に参加していた短編を修正して組み込んで、後半を新たに加筆しました。 KAC2021にて発表した短編にはサブタイトルに「お題:○○」とついています。