転生したら千年狐だった
最終更新:2022/2/22
作品紹介
故郷を失い、守るものも亡くした千と九百年を生きた、前世持ち天狐の少女は、あても無く旅をしていた。 ある日、突然別の場所に召喚され、召喚主である女神から一つの依頼をされる。 「狼藉を働いた、とある国王に仕置きをしてほしい」 その言葉を聞いて思い至ったのは、中国の古典文学の一つ『封神演義』 どうやら自分は『傾国をもたらす千年狐』のポジションに居るらしい。 引き受ければ『天命によって自身の滅びが確約』されてしまうが、結末とそこに至る悲劇、惨劇を見て見ぬふりも、他人に押し付ける気も無い。 どうにか穏便に政権交代を目指し、千年狐の天命を引き受けたのだった。 これは『様々な理由で存続が不可能となった世界』が『一つの箱庭に納められて作られた世界』にて、自身の前世の罪、禍根を清算、救済する事を定められた転生者の物語。 ※設定上、様々な要素が混ざっているため、純粋な歴史系では無いので、ご注意ください。
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