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作・奥森 蛍

秋葉原独立戦線~僕がオタクになった理由~

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【作品紹介】

秋葉原が日本国より独立して二年の時が過ぎようとしていた。 オタクによるオタクの為の国づくりを謳ったその執政は世界中のオタクたちの人心を集め、これの集結に寄与した。 中でも二〇二〇年、アキバ帝国で発布されたアキバ帰化政策は世界中の国々から優秀なオタクたちを集める事に成功し、これは各国の貴重なIT関連、アニメーション関連での人材の流出につながった。 事態を重く見たG7は日本にアキバ帝国の解体を要請、これを受けた日本政府は秘密裏に動き出していた……

純文学 自衛隊 オタク アキバ 魔法のiランド ゆるキャラプロレス

投稿されたレビュー

文化的洗脳の恐ろしさ

東京には詳しくない田舎者ですが、今の東京の都市の中でも秋葉原の存在感は抜けてると思うんです。内需拡大のためのエネルギーがあふれてますし。今の秋葉原がある以上、日本という国は安泰だな、と言えるくらい。(注:このレビューを書いた時点での話です) ところが今作ではその秋葉原が独立します。東京からじゃないです。日本国からの「国」としての独立です。「山手線はどうなっちゃうの?」という疑問はさておき、外壁で領土を囲い、武装し、独自通貨を発行し、日本国と決別するのです。 中国と台湾の関係などを引き合いに出すまでもなく、現在でも国権を認める認めないで関係が冷え切った地域は世界中のいたるところにありますが、このアキバ国はシーランドなんかよりも立派に国家しています。世界にコンテンツを発信し、存在意義を示しています。 そんなアキバ国を解体すべくテロリストとして内部に潜入し、様々な工作活動に従事する主人公ですが、予想通りというかなんというか、しっかりアキバの文化に洗脳されます。気持ちとは裏腹に身体は求めてしまう、そんな感じでずるずると…… ※この作品を読んだとき、私自身、「将来的に秋葉原近辺に勤めることになるのではないか?」なぜかそんな予感がありました。その予感は現実のものとなります(その筋の業界でも潜入エージェントでもないですが)。 その一方で、外れた予感もありました。日常となった秋葉原はコロナ禍のせいか、以前とは違う、かなりおとなしめな街になっていました。毎日いるからわからないだけなのかもしれませんが、かつてのようなインパクトを感じなくなったのです。残念に思いつつ、ふと思い出したのがこの作品でした。 (……いや、違うな。今朝もやしを食べたからだ)

point_star point_star point_star point_star point_zero 4.0
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叶良辰

作品の評価分布

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4.0~

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