「悪役令嬢を断罪した、その後で」の後で
最終更新:2021/11/9
作品紹介
短編「悪役令嬢を断罪した、その後で」の、別キャラ視点から書いた連作です。 短編を読んでいないとわからない仕様になっていますので、先に「悪役令嬢を断罪した、その後で」をお読みください。 元公爵令嬢の回顧(全15話) ラウレンツ公爵家の長女として生まれたマーガレットは、何故か父に疎まれていた。 やがて王太子の婚約者となったマーガレットは、母を病で喪ったことを切欠に辛い現実に直面していく。 男性二人の目線から語られた本編をヒロイン目線での回顧と、本編終了後の様子が少し垣間見えます。 ヒロイン目線ですので、ざまぁやどんでん返しなどはないラブストーリーになります。 元公爵の後悔(全2話) 伯爵家の次男として生まれたモーリスは、病弱な兄の陰で両親に構われずに育った。 しかし、兄が死ねば跡取りは自分になるから両親も振り向いてくれるだろうと、その日を心待ちにしていたのだけれど……。 マーガレットの父、モーリス・ラウレンツ視点のお話です。 残酷な描写がありますので、苦手な方はご注意ください。 また、異世界ということで作中に架空の病名や症状、薬などがでます。 ある護衛騎士の暗躍(全2話) マティアスを飲み屋で待っていたのは、学生時代からの友人だった。王太子付き秘書官であるアンヴィルと気安い酒を飲みかわしながらマティアスは、ラウレンツ公爵家が消滅することになった事件について思いを馳せる。 王太子付き護衛騎士、マティアス・ギブス視点のお話です。 ある国王の呟き(全2話) ファーニヴァル王国国王、オスニエル視点のお話です。
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