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作・彩瀬あいり

ベルと魔法使い ~眠れる森の美女になって25年、妹夫婦に娘が生まれたので、そろそろ起きる時間です~

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【作品紹介】

眠れる森の美女、その舞台となった国は、いまや財政難。 こうなれば、呪いによって眠った王女を疑似的に再現し、たくさんのひとに訪れてもらおうと、十五歳のアラベルは百年ならぬ「十年の眠り」につくことに。 魔法使いの手によって、身体は休眠、意識は霊体となって過ごしていたところ、妹姫に本当の「呪い」が発動して、さあ大変。いままでが嘘だったと知られると、国際問題に発展です。 「なら、私が妹の呪いを肩代わりするわ」 婚約中の妹の代わりになることを決めたアラベルは、次代が誕生するまで眠りを延長。 妹夫婦に娘が生まれたのは、アラベルがじつに40歳になったころでした。 のんびり屋の王女と、眠りを傍でサポートする幼馴染の魔法使いによる、気の長いおはなし。 ※長岡更紗様主催「ワケアリ不惑女の新恋企画」に参加

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投稿されたレビュー

眠り姫の真実とその後

眠り姫伝説発祥の地と言われている国が財政難を解消する為に、王女ヒロインがわざと魔法にかかり眠り姫になって人寄せパンダになるというお話。ユーモラスな明るいタッチで描かれ、またですます調で書かれているのでお伽噺を読んでいる気分になった。 冷静に考えれば、若く一番楽しい青春の時期に眠りにつき、そのまま25年も体は年老いていくのに目を覚ますことができなかったという残酷な物語なのだけど、ヒロインはそれを家族のため国のため当然のことと思い後悔していないのが偉い。しかもちょっと天然で可愛い。40歳過ぎていても可愛いぞ。 彼女を眠りにつかせた魔法使いヒーローは彼女のそばでずっと見守っていたのだけれど、ヒロインが目覚めた後、記憶の中にあった少年の彼と大人になった彼の違いを発見するシーンが良かった。そして後に告げられる彼と王との約束の内容に胸キュン。初恋が成就するっていいねえ。また彼が独占欲丸出しで眠り姫を守っていたのには笑ってしまった。こういうヒーロー大好き。 眠り姫の舞台裏と、彼女のその後の恋愛がバランスよく書かれていて面白かった。短編なので空いた時間にサクッと読めたのも良かったです。

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らな(ラナンキュラス)

作品の評価分布

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