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作:坂東太郎

勇者召喚したら男子校生というヤツがクラスまるごと来てマジで失敗した【長編版】

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最終更新:2019/2/6

作品紹介

私は宮廷魔術師ラスタ・アーヴェリーク。私が細々と続けていたのは、長い時の中で失われた「勇者召喚」の研究。度重なる強大な魔物の出現、周辺国の侵攻に対抗するため王命が下り、必死で研究を完成させた。召喚の結果、現れたのは『男子校生ひとクラス分』だった。なんだコイツら。自由すぎる。私は各所に謝り倒す。そして国境が破られ、王国は危機を迎えた時、彼らは——「瞬殺して姫様と侍女のニーナちゃんに感謝してもらおうっと!」「よしみんな、魔物っ娘は殺すなよ!」「本物のクッコロが聞けるかな」「この世界の成人は何才でしょう?」。勇者たちはあっさり勝利し、四面楚歌の国を救ったのちに還っていった。報酬として勝手に持ち出した国宝と金貨の山と姫様と侍女とエルフと獣人と魔物っ子とともに。このまま残れば死罪は免れないと確信した私は、ある魔法を発動させた。〈勇者送還魔法〉を応用した〈界渡り〉の魔法を。魔法の発動後、目を開けた私が見たものは———先ほど送り還した勇者たちだった。「おっさんじゃん!元気してた?」「私はおっさんではない!」 ※『勇者召喚したら男子校生というヤツがクラスまるごと来てマジで失敗した』の長編版です。短編同様、息抜きで書いてます。設定はほとんどありません。頭をからっぽにしてお楽しみください! ※作者の他作品とは関係ありません ※カクヨムにも投稿しています

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