軌跡の風
最終更新:2020/11/10
作品紹介
アーチェリー――洋弓。弓道とはちょっと違う、弓を使ったスポーツ。 この物語は、とある高校にある創部2年目のアーチェリー部を舞台にした青春小説です。 「たった1本の矢の行方が、私たちの行方をも決めてしまう――言い過ぎかもしれないけど、でも、それがアーチェリーの醍醐味」 と、松風学園高校アーチェリー部初代部長のM.Kさんは芯のある声で語る。 「アーチェリーの醍醐味ですか? やっぱり当たった時の爽快感ですよ」 と、松風学園高校アーチェリー部1年生女子キャプテンM.Nさんは笑顔で語る。 「的に当てようなんて思わないほうが、意外と当たるものよ」 と、さらりとM.Kさんはアドバイスをする。 アーチェリーと言う競技を知らない方にも、これを見て興味を持っていただければと思います。 ちなみにこの物語は自分のアーチェリー経験込みのフィクションです。 登場する人物名・高校名・競技場名は架空です。