二人で一人の剣姫
最終更新:2021/2/19
作品紹介
愛する弟と妹の為にと、あらゆる努力を積み重ねて、人としておかしい領域に辿り着いた青年「ミタカ モトキ」。 幸せな人生を謳歌するモトキは、不運なことにトラックにより命を落とし、その記憶を保持したまま異世界に転生することとなる。 弟と妹のいない第二の人生に興味のないモトキは、病弱で虚弱な余命幾ばくもない異世界の姫「セラフィナ」に、自分の命を丸投げして助けることを選ぶ。 しかし死の淵より生還したセラフィナの中には、消滅するはずだったモトキの魂が残り、2人は1つの体を共有することとなる。 立場も強さもまったく違う2人は、力を合わせて困難な第二の生を生き抜くのだった。 この小説はノベルアップ+でも投稿しております。 感想等お待ちしております。
評価・レビュー
相容れない相手との戦いの中、痛みにもがきつつも、希望を探すお話。先が気になり、一気に読み終えました。面白かった。
エムワイ(emuuwaii)
超大作ファンタジー! 読み応えを求める人に
170万文字を超える超大作です。 少女と転生者の青年が一つの体を共有して戦うファンタジー系で一騎打ち中心の戦記モノです。 伏線がすごくて意味のないと思ってた描写が回収されていくのはすごく気持ちよかったです。 しかしながら通常サイズの単行本なら約25〜30冊にもなる超大作な為、特にプロローグに当たる部分も戦争突入前の導入もとにかく長いです。 後から見直せば全て意味のある描写だったとわかりますが、戦記モノを読みに来た人がその前に脱落してしまわないか心配なレベルとなっています。 私がこの作品を読んでいて良かった点としては、なんか無理のある展開だなって思った際にちゃんとその無理を通したい理由とその代償を書いてくれるのでリアリティ感がでていいと思いました。 読み応えのある剣と魔法のファンタジーを読みたい人にぜひ読んでいただきたい作品です。 追記 キャラの死亡が発生する作品です。 ほぼ全てのキャラが死ぬ可能性があると思って読んでください。 (実際には初期からのキャラは半分くらい? 生き残りますけどそれはネタバレなので)
六戸行部