女の子になれる機械
最終更新:2023/5/12
作品紹介
女の子になりたかった高校生が、新しい性転換技術の治験で女の子になった。彼はかすみと名乗り、被験者のシュシュや朝顔とともに一ヶ月入院する。 女性の心を持っているシュシュは、女性として生きることを選ぶ。 心の性別が日ごとに変る「不定性」の朝顔は、治験用の機械で体の性別を切り変えながら生きることを選ぶ。 男性の心を持ちながら男性としての扱いを嫌うかすみは、女性になると決める。しかし母に拒絶され、絶望して治験用の機械を壊す。かすみは、自分は女の子になりたかったのではなく、自分らしくなりたかったのだと気付く。 女の子に戻れなくなったかすみは、鬘を被りワンピースを着て、シュシュや朝顔に再会する。なりたい自分を自覚でき、かすみは喜ぶ。 令和3年6月12日 起筆 令和4年5月26日 擱筆 ~令和5年5月12日 推敲
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