ペガシャール帝国興隆記
最終更新:2024/5/18
作品紹介
神は、六人の王に力を授ける。 それは、配下58人に、特別な役割と能力を授ける力。 その力は、神々の願いの結晶。神たちの退屈しのぎの遊戯の発露。 王たちに与えられる使命はただ一つ。皇帝になること。 神の手によって力を授けられた6人の王たち、うち5人が支配する国を滅ぼすこと。 世界が一つに統一されること。己の手で、それを為すこと。 それが、力を授けられた王の宿命。 それは、この世界のこれまでの歴史で、何度も何度も行われてきた行為であり 人はそれを、『神定遊戯』と呼ぶ。 神の使徒が人の王の象徴として支えになる『選定遊戯』が行われなくなって、200年。 ペガシャール王国の王族一族末席に連なるアシャトは、『ペガサスの王』に選ばれる。 統治を『神定遊戯』に頼っていた国はほとんど壊滅、崩壊の一歩手前を走っている中。 『神定遊戯』が、始まった。 これは、『ペガサスの王像』という力を神から与えられたアシャトが 6国を滅ぼし、世界を統一しようとする物語。 彼が選び、彼に付き従う58人の英雄。それ以上の、ペガシャール帝国の人々の 歴史と人生の物語。
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