赤毛の神官騎士レアニール ~その女、無自覚につき~
最終更新:2024/3/29
作品紹介
初投稿です。よろしくお願いします。(2022年6月4日開始) 基本的に奇数日の正午に更新しています。 ***************************** ※物語の名称にも関わる重要(?)な前提 神官騎士は主人公が所属する組織名の通称からくる呼称で、中世西洋のような騎士ではありません。 ***************************** 高度な文明が急激に衰退してから400年が経過したベネルという星のフィオラーノ連邦。士官学校で優秀な成績を収め目標だった神官騎士団への入団を果たした赤毛の女性神官レアニール・ニューロス。訓練期間も終わり正式配属の日を迎えたが同期たちは首都の本部勤務となったのに彼女は1人僻地へ間違って配属された。レアニールが配属されたのは事なかれ主義の上司とパワハラ体質の上司しかいない、閉鎖間近の分駐所だった。パワハラ上司は普通の新人が最初の任地として僻地に配属されるわけがない、彼女が無能だから配属されたのだと決め付けた。 「使えない新人だな!」 理不尽な新人いびりにブチ切れるのを我慢しつつ最初の任務にあたるレアニール。そこで彼女は上司が追っている事件よりも深刻な事件が発生している事に気付いた。 「少尉殿の思ったとおりにやれば良いのですよ」 その事件を調べるために別行動を開始したレアニールに付けられた陸軍伍長のロバート。爽やかさを装う、彼の胡散臭さを疑いながらも自覚ゼロの規格外な神聖力を武器に彼女はその事件を追うのであった。
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