精霊使いと賢者の遺産
最終更新:2023/8/12
作品紹介
とある町の宿屋で働く心優しい少年、空閑宙翔(くがひろと)。 謎の男たちに追われていた金髪碧眼のシスター、シャルロット・シールーダ。 寂れた社で何かをあきらめたかのように一人悲しげに暮らしていた精霊、炎姫(えんき)。 二人との出会いが宙翔の運命を大きく変えていく。 そして宙翔たちはどんな願いも叶えてくれるという願望機《賢者の遺産》を探す旅に出ることに。 しかし《賢者の遺産》を求めているのは宙翔たちだけではなくて・・・・・・ 「戦争や争いがなくて、住む場所も大切な思い出も、大切な人も失わずに済むような、誰も傷つかない優しい世界にしたい」 「この歪んだ世界をあるべき正しい姿に変えてみせる。そのためなら今あるこの世界を壊すことも厭わない」 それぞれの思いと絶望と希望と願いが交差するとき世界に変革が訪れる。 賢者の遺産は何のために作られたのか? 戦う意味とは? 願いとは? 魂とは? これは少年たちが紡ぐ、願いと魂の物語。
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