こう見えても実は俺、異世界で生まれたスーパーハイブリッドなんです。
最終更新:2022/9/9
作品紹介
以下の三つの短編は、本編の序章となっています。 ― 逢着した歪 ― https://ncode.syosetu.com/n5167ho/ ― 継承者達 ― https://ncode.syosetu.com/n5185ho/ ― 存在した証 ― https://ncode.syosetu.com/n5173ho/ 【あらすじ】 霧島悠斗は十九歳の誕生日間近、幼馴染(影浦悠菜)とその母親(影浦沙織)から、かなりぶっ飛んだ話を聞かされた。 その母子と彼の母親(霧島啓子)は、悠斗が生まれる前からの友人でもあり、その頃から家族同然の付き合いをしていたのだが、実は沙織が異世界(エランドール)で意図して誕生させた子供が悠斗だと言う。 以前、子供の出来なかった啓子の願いを叶える為に、彼女の子供として悠斗をこの世界に連れて来たのだった。 その後、異世界人の二人は幼馴染とその母親として、異世界人と地球人との混合種(ハイブリッド)である悠斗を、これまでずっとその事実を隠したまま保護観察していたのだ。 突然のカミングアウトに戸惑う悠斗ではあったが、思い当たる節も十分にあったのだ。 視界の片隅に現れる家族の位置情報や、瞬発的に身体能力が上がったりと、まるで自分の身体に何か別の何かが居る様な感覚。 その告白を境に悠斗のそれらの能力は目まぐるしく成長し、更に新たな能力が次々と芽生え始めた。 そんなある日、悠斗は地球存亡の危機を知り困惑する。 保護観察をしていた異世界の二人は、悠斗の保護の為エランドールへ行かないかと打診してきた。 だがこれまで知り合った人達や、育ったこの世界を絶対に護ると心に決めた時、悠斗の能力が更に覚醒する。 そしてそれは、彼の間近で保護観察を続けていた異世界人達であっても想定外であり、誰もが驚く程の超混合種(スーパーハイブリッド)だったのだ。
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