アルファのエリート専務が運命の番だと言って溺愛してくるけど、僕はマゾだから虐められたい。
最終更新:2023/1/21
作品紹介
社で数名のΩ社員、藤村りんね(26)はα至上主義の課長からパワハラを受けている。だが、歪んだ環境の為に発情期の無いマゾヒストとなったりんねとって、職場はパワハラで欲情を満たせる最高のパラダイスだった。 しかし、ある日突然異動命令を受け、専務執務室に異動になってしまう。 専務の叶光也(30)氷の貴公子と呼ばれ、冷静沈着な人間だと認識していたが、出会ったその日からりんねを運命の番だと言い、あからさまに溺愛してくる。マゾヒストのりんねにとってはありがた迷惑「溺愛ハラスメント」だ。 ──専務、お願いだから優しくしないで下さい。正直吐き気がします。 え?無理?甘やかして甘やかして大切にする?運命の番なんて迷信です!僕は甘々溺愛も望んでいません。 そう思うのに、仕事や私生活で距離が近づくごとに惹かれていく心。反して、反応しきらない欠陥Ωの体。 ──だから、虐めてください。番になりたいなら、僕をめちゃめちゃにしてください。 一途(執着)甘々溺愛攻めと恋が初めての健気なマゾっ気受けが恋愛し、番になるまでのラブストーリー。 ★オメガバース、独自設定込みストーリーです。 ★表紙は加工許可のあるPicrewで作成しています。