悪霊殺しの剣術使いのVRゲーム記

あるところにひっそりと佇む小さな道場があった。 　その道場の最高師範「不知火　沈丁」とその愛弟子「神崎　リンドウ」が亡くなったことにより、ショックを受ける人々だったが、最高師範が残してくれた書物により、なんとか道場は安泰を取り戻していた。 　そんな道場の門下生の一人にゲーム好きの男の子が居た。 　彼は「リンドウ」が面倒を見ていた、分かりやすく言うならリンドウ直属の弟子のような者であった。 　そんな彼はとある懸賞にダメ元で応募した最新ＶＲＭＭＯＲＰＧ「マジック・フロンティア・オンライン」（彼は「マフラー」と呼んでいるもの）に当たる。 　彼は修行とゲームを両立させ、楽しむが彼自信のリアルでの戦い方をゲームで試すと．．．？ 　注:ここに出てくる剣術は作者の別の作品「破天荒なセカンドライフ」に出てくる主人公とその師匠が扱うモノです、詳しく知りたい方は「破天荒なセカンドライフ」へ。