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作:白峰紺

殺し屋探偵バニーウルフ

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未評価

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最終更新:2022/12/2

作品紹介

〈ジャック・バニー〉チーム新人 歳不相応に小柄な15歳の少年。プラチナブロンドの癖毛に修道女のようなベールを被り、黙っていれば神秘的な佇まい。ユーノライア教の敬虔な信者。ユーノライア教の教主が経営する孤児院で年下のこども達の面倒を見る善良な一市民である。ただ、昔はスラム暮らしをしていたらしく、一生懸命お行儀よく振るまおうとするが、うっかりすると発言内容の治安が悪くなる&テレビやラジオに触れた事がなく、一般常識が色々すっぽ抜けている。 〈ウルフ〉チーム古株 通り名しか知られていない謎の男。三十路くらいの風体をしている。錆色に近い赤毛をしており、ウルフカットの髪型なので「ウルフ」と呼ばれている。目つきはギャングそのもので鋭い。人命の失われた事件を担当する時は「犯人を必ず殺す」ことを信条とした殺し屋探偵である。しかし「名探偵」と呼ばれる事のを嫌がる。過去には傭兵として他国の特殊部隊に参加していた経歴がある。その際に敵側に相棒と共に捕らえられ、想像を絶する拷問を受けた後に互いにナイフを持たされ「どちらか一方が死んだら、もう片方の命を保証する」と宣告された。極限状態に置かれたウルフは相棒を裏切り、切りつけてしまう。すると、相棒は「今までの拷問で一番キツイ一発だった」と苦笑して、自らの喉にナイフを突き立て絶命してしまった。相棒を裏切った上に、目の前で失ってしまったウルフは廃人となり、終戦後の荒れ地に打ち捨てられた。それでも生き延びた彼は、ニーアレストの街に辿り着き、跡目抗争真っ只中のドン・マカラと手を組む事になる。戦場でのトラウマのせいか、自ら命を絶とうとする人物に対して、己でもコントロールが効かないほどに救いの手を差し伸べようとする傾向がある。また、ニーアレストに辿り着いてからは雑用に駆り出される事が多くなり、やたらめったら仕事用の資格を取得している(Ex.調理師免許)。 〈ドン・マカラ〉チーム司令塔 ウルフに事件の依頼をした男。黒髪に片眼鏡姿の怜悧な紳士だが愛くるしいものに目がない。ジャック・バニーが住んでいる「ニーアレスト」の街を統括している商人であり、裏社会を統べる男でもある。市民の悩みの相談に乗り、柔和な笑みを絶やさない。時にはノリ三割の適当ハイテンションで会話する事もあるが、彼の全ては計算で成り立っている。若くしてマカラ商会のトップに立った経緯は複雑で、跡目争いの時期はマカラの血筋の者を一族郎党皆殺しにする計画まで立てていたらしい。その時流れ者だったウルフと出会い、その加勢と助言によって全てを実行に移したわけではないが、激しい抗争を十日繰り広げた。その地獄のような日々は「ニーアレスト暗黒の十日間」という通称で、今でも年に一度追悼式が行われている。抗争の際に孤児となったハイネを拾い育てた経験から、愛らしいこどもを経済的に支援する活動を積極的に行っているのだが、誤解を招くような危ない言動も多いために優しき貴人(奇人)と呼ばれる事がある。 〈リーン〉チームサポーター① ニーアレストの街の自治官。自治官とはその地区における警察官と裁判官を兼ね備えた絶対権力である。それ故に「その地域の中で一番賢く、思慮深く、善良な者」にこの地位は与えられる。齢23にしてこの役目を与えられたリーンは人々の尊敬を集めているが、彼自身は大変なコミュ障のため、早く新しい賢者がこの街に生まれるといいな……と思っている。しかし根っからの善人なので任務を放り出す事も出来ず、今日もまた迷える仔ウサギ(ジャック・バニー)の処遇を巡ってマカラ商会へ依頼を送った。 〈ハイネ〉チームサポーター② ドン・マカラの秘書。中性的な見た目で、一人称は「自分」。事務的な喋り方が多く、滅多に感情を表に出さない。徹底してドン・マカラを崇敬している。そのためドン・マカラに不敬な態度をとるウルフに対して嫌味に接する事が多い。その正体はドン・マカラがマカラ商会のトップに立つために起こした抗争によって両親を失った孤児。しかし、仇であるドン・マカラがハイネを拾い、愛情を持って接したために巣立つ事が出来なくなってしまった最初の養子である。運転技術や、ボディーガードとしての腕も高く、ドン・マカラは事あるごとに「優秀な人材」とハイネを褒めている。 〈ルゥ〉 ユーノライア教の孤児院で暮らす幼い少年。ジャック・バニーにとても懐いており、本当の兄のように大切に思っている。事件の調査と称してジャック・バニーに付きまとうウルフの事が苦手。 〈ブネスト教主〉 ジャック・バニーをスラムから救い、育てたユーノライア教の教主。ジャック曰く「慈悲深い神様」、ウルフ曰く「詐欺師」。ブネスト教主が何者かに殺害されたため、ウルフはドン・マカラの依頼を受けてジャック・バニーと事件の捜査をする羽目になる。

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