彷徨える黒き羊に憐れみを
最終更新:2022/9/26
作品紹介
額に罪科の証である刺青を持つ孤児のハオは、他の人には見えない黒い靄「ユーレイ」が見える。 そんなハオが出会ったのは、ある日村を訪れた二人組。教皇庁から派遣されてきた審問官である、どこか残念なイケメン、ユエと、その弟子のシン。 二人との出会いが、ハオに課せられた罪を暴く。 与えられるのは罰か、それとも―― 【主要キャラクターの概要・設定】 主人公『ハオ』 額から左目にかけて、殺人を犯した罪人に刻まれる十字の刺青がある少年。孤児。刺青のせいで村人からは距離を置かれ、教会跡で盗みによって一人で暮らしている。他の人には見えない黒い靄「ユーレイ」が見える。三カ月前に亡くなった司祭に一応育てられた。それなりの教育は受けている。 推しメンその1『ユエ』 教皇庁から派遣されてきた審問官。階級は司祭。背が高く、整った相貌。締まりのない笑みと口調で、イケメン感が薄れなんとなく残念なイケメンになる。その辺に漂っている黒い靄、残留思念がはっきり見える。なんなら声も聞き取れる。思念見え過ぎ防止のメガネがトレードマーク。タレ目。基本慇懃な口調だが、たまに人を食ったような小馬鹿にした物言いをする。素手で戦う武闘派。実年齢より若く見える。着痩せするタイプ。 推しメンその2『シン』 教皇庁から派遣されてきた審問官。階級は助祭。ユエの弟子。魔術士。たぶん深刻な過去を背負っている。どちらかというと寡黙だが、必要と思えば結構喋るので口下手とかでなくただの省エネ。成長過程にある中背痩躯の青少年。前髪を厚めに伸ばし黒い鳥打帽を被っている。帽子を取ると目隠れマッシュ。ひょろい身体と合わせるとマッチ棒みたい。武闘派のユエに鍛えられている。三白眼で目つきが悪い。
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