【書籍化】朱太后秘録〜お前を愛することはないと皇帝に宣言された妃が溺愛されるまで
最終更新:2023/9/18
作品紹介
シュヘラ・ロプノールは砂漠の国の姫だが、冷遇を受けていた。 よって東方の帝国皇帝が砂漠の国に親征し、シュヘラの父である国王がすぐに降伏した時、彼女は貢物として、あるいは人質として帝国の後宮に送り出されることとなった。 「貴女には嬪ではなく妃となって貰います。そして帝国風への改名を、今後は朱妃と名乗られますよう」 シュヘラを迎えに来た美丈夫の官吏、癸氏はそう告げた。 「な、なぜですか! 分不相応というものです!」 元々、親征で集められた異国の姫たちは序列三位の嬪の位が与えられる筈だったが、シュヘラのみ序列二位の妃とされたのだ。 だがシュヘラの反論は勅命の一言で封殺された。 こうしてシュヘラ改め朱妃は、後宮の陰謀劇に巻き込まれることとなる。その役割も分からぬままに。 2023年9月、アーススター・ルナノベルより書籍化。
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