人外だから手酷く追放されたけど、妖精族のヒロインと一緒にダンジョンを進化させるのが楽しすぎる。一角獣は貴重だからやっぱり戻ってこいと言われても、もう遅い! ~進化するダンジョンとヒーロースレイヤー~
最終更新:2023/4/24
作品紹介
ユーラシア大陸で初めて、異界に繋がるダンジョンゲートが現れるようになってから100年。 人々もダンジョンの魔獣たちに対抗するように、ギフトと呼ばれる特殊な能力を身につけるように進化していた。 特殊能力は、人間の力を補強するもの、千里眼を授けるもの、傷や病気を癒やすもの、空を飛べるもの、身体を固くするものなど、基本的に人を強くし、生存に役立つものが多いのだが、そんな能力の中にも問題のあるものが混ざっていた。 それが『人外系能力』だ。ギフトの中には、人間の外見すら変えてしまう能力が存在したのである。 獣人族。悪魔族。有翼人。精霊族。そういった人々は『人外』と呼ばれ、一般の人々の差別され、仕事には付けなくなり、犯罪に手を染めることによって、やがては迫害されるようになっていった。 この物語の主人公である府中翔馬も、多くの人から後ろ指をさされ迫害を受ける、スキル社会の被害者の一人だったのである。 今日も俯きながら帰る彼は、まだ、自分が何者かに見られていることを知らない。
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