反逆児アトラス/アトランティス戦記 第三部 ~沈み行く大地~
最終更新:2023/10/28
作品紹介
伝説の昔、アトランテイスと呼ばれた大地があった。ギリシャの哲学者プラトンはその著作「クリティアス」の中、「アテナイは近隣諸国と連合し侵略者であるアトランティス帝国と戦い、辛くも勝利したが、その直後アトランティス島は占領者アテナイ軍と共に海中に沈んだ」と述べています。この物語はアトランティスの最後の五年間を描く物語です。 第一部では様々な夢と期待を抱いた登場人物たちがアトランティスを統率する宗教都市(シリャード)で出会いと別れを経験します。 第二部では第一部に登場した者たちが運命のまま、敵味方に分かれて戦います。人々に憎まれ蔑まれながら戦い続ける主人公アトラスは、心の中で敵国の姫エリュティアに導きを求め続け。エリュティアもまた運命に翻弄され続けてアトラスを求めるようになります。三年間にわたる戦の末、アトラスは戦いに勝利し、エリュティアと結ばれて、アトランティスには一時の平和が訪れます。 本編の第三部、アトラスとエリュティアが相手を愛するが故に距離を置こうとしています。その二人の足下でつかの間の平和が崩れて再び戦乱の足音が忍び寄ってきます。更に大地を揺るがし続けてきた地震が破滅をもたらし始めます。アトランティスの最後の二年間、登場人物たちがどんな生き方をするのか見守ってやって下さいね。
評価・レビュー
まだレビューはありません。