毒の川に捨てられ毒に愛された少女は令嬢となり、「猛毒兵器」として育てられ、暗殺すべき皇帝陛下に「私の侍女になれ」と誘われる
最終更新:2023/11/21
作品紹介
帝国の片隅にあるヘドロのような川に捨てられた赤子は、汚水や毒物をすすって生き延び、体に毒を宿す少女となった。 少女は公爵ムゾンに拾われ、“ニーシャ”と名付けられ、毒物を食べさせられ、猛獣と戦わされ、毒を操る力を身につける。 大きくなったニーシャに父ムゾンから命令が下る。 「夜会に出席して、皇帝を暗殺しろ」 ニーシャは若き帝国皇帝ジェラルドを暗殺しようとするが、ジェラルドの優しさに触れ、暗殺することはできなかった。そして―― 「私の侍女にならないか?」 誘いを受け入れ侍女となったニーシャはジェラルドによって厚遇され、幸せな日々を送る。 しかし、ムゾンの魔の手は彼女らに迫っていた。 ニーシャは愛するジェラルドと共に父ムゾンと対決し、そして国の危機に立ち向かうこととなる。
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