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@オノログ

作:朽縄咲良

想い人が、俺と幼馴染の親友♂との仲を誤解してしまっている件……orz

星2つ

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未評価

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最終更新:2021/1/31

作品紹介

【HJ小説大賞2020後期2次選考進出作品】 【第9回ネット小説大賞2次選考進出作品】 【第10回ネット小説大賞2次選考進出作品】  高坂晄(こうさかひかる)は、どこにでもいるような、正にモブキャラと呼ぶに相応しい高校一年生だ。  そんな彼がある日、学年一の美少女・早瀬結絵(はやせゆえ)から、「放課後に、A階段の踊り場まで来て」と、呼び出しを受ける。  地味な自分とは、全く縁が無いと思っていた早瀬からの突然の話に、激しく狼狽え戸惑った晄は、幼馴染の工藤秀(くどうしゅう)に相談し、その背中を押された。  勇気を振り絞って待ち合わせ場所に来た晄に、早瀬は、とある質問をしてきたのだった。 「ねえ……高坂くんと工藤くんって、どっちが“受け”で、どっちが“攻め”なの?」  ――と。  初恋の人に、幼馴染の親友との仲をソッチ方面に誤解されてしまったヒカルだったが、だからこそ、憧れの人と接点を持つ事が出来た。しかし、シュウとの仲を否定してしまっては、彼女との縁もそれっきりになってしまうだろう……。  そう考えたヒカルは、シュウと相談の上で、『早瀬の誤解の通りに、ヒカルがシュウに片想いしている体を演じつつ、自然にその誤解を解き、何時の日か彼女に告白する』事にしたのだが、その前途は実に多難であった――。  想い人に、とんでもない勘違いをされてしまった凡庸な高校生と、そんな彼を取り巻く様々な人間達が巻き起こす、すれ違いラブコメ、ここに開幕! *2019年12月6日より、ノベルアッププラスでも掲載を始めました!

日常恋愛青春ラブコメスクールラブギャグ

評価・レビュー

作品紹介 高坂晄(こうさかひかる)は、どこにでもいるような、正にモブキャラと呼ぶに相応しい高校一年生だ。  そんな彼がある日、学年一の美少女・早瀬結絵(はやせゆえ)から、「放課後に、A階段の踊り場まで来て」と、呼び出しを受ける。  地味な自分とは、全く縁が無いと思っていた早瀬からの突然の話に、激しく狼狽え戸惑った晄は、幼馴染の工藤秀(くどうしゅう)に相談し、その背中を押された。  勇気を振り絞って待ち合わせ場所に来た晄に、早瀬は、とある質問をしてきたのだった。 「ねえ……高坂くんと工藤くんって、どっちが“受け”で、どっちが“攻め”なの?」  ――と。  初恋の人に、幼馴染の親友との仲をソッチ方面に誤解されてしまったヒカルだったが、だからこそ、憧れの人と接点を持つ事が出来た。しかし、シュウとの仲を否定してしまっては、彼女との縁もそれっきりになってしまうだろう……。  そう考えたヒカルは、シュウと相談の上で、『早瀬の誤解の通りに、ヒカルがシュウに片想いしている体を演じつつ、自然にその誤解を解き、何時の日か彼女に告白する』事にしたのだが、その前途は実に多難であった――。  想い人に、とんでもない勘違いをされてしまった凡庸な高校生と、そんな彼を取り巻く様々な人間達が巻き起こす、すれ違いラブコメ、ここに開幕!~作者作品紹介より~ 書きなれた印象の文章はとても読み易く、テンポが良く物語が進んで行きます。 学年一の美少女・早瀬結絵(はやせゆえ)に呼び出され、期待を胸待ちわびていたら、彼女から出てきた言葉にショックを受ける様子がコミカルに描かれていました。 主人公高坂晄に一撃を食らわせた早瀬結絵の言葉、「ねえ……高坂くんと工藤くんって、どっちが“受け”で、どっちが“攻め”なの?」は、イマドキで、その後もその言葉に振り回される主人公の心情も「うんうん」と共感できるものでした。 腐女子の私としては、ニヤニヤしながら読み進めてしまいました。 とても楽しい作品です。

4.5

asato umi

勘違いから始まるハイテンションラブコメディ

 メインの登場人物である三人の感情のベクトルが、面白いようにすれ違っているラブコメ作品です。  本作の魅力は──?  第一に、舞台設定が整うのが早いこと。これに尽きるでしょうか。冒頭二話を読むことで、彼ら彼女らの勘違いがどんな拗れを生んでいるのか一目瞭然なのです。  主人公たちも、設定も、ひと癖あって魅力的なのですが、これを支えているのが豊かな語彙力であり丁寧に描かれる心情でしょうか。  ちょっと拗れた? 主人公の考え方や言動に、たびたびクスリとさせられること請け合いです。   他にも、引きの強い展開とやっぱり癖の強いサブキャラ群も秀逸なのですが、エピソードタイトルにも目を向けてみて欲しいです。 ※ここから、私がいいな、と思ったものを抜粋します。 「はじめの一稿」 ⇒ 私が大好きな、とある漫画作品のオマージュです。 「サヨナラステーション」 ⇒ いや、そのまんまなんですけどね。このシュールな感じいいですね。 「読者(きみ)が望まない永遠」 ⇒ ネタバレになるので詳細触れられないけど、これ上手いなー。 「ヒカルしっかりしなさい」 ⇒ これまたシュール(笑)  このように、細かいところまで手抜かりのないアイディア力・文書力ともに非常に高く、書き手としても参考になる部分が多いことでしょう。  もしかして? 禁断の関係もあり得るのか?  読み始めたら目が離せなくなる抱腹絶倒のラブコメディ。ぜひ、ご一読を。

5.0

木立花音(こだちかのん)

現実でも起こりうる心の葛藤が、題材とストーリーでここまでコミカルになっちゃった(゚∀゚)

これまで、気に留めることもなく当たり前だったことが、誰かに指摘されることで変に意識してしまい、当たり前でなくなってしまうということは、現実でもよくある出来事よね。そんな誰にでもある心の葛藤を、題材にBLを用いることで劇的にあり得ない面白話に引き上げているの。 さらに、その物語が実に丁寧な描写で描かれているものだから、コミカルさがより一層増しているわ。 キャラクター達も個性的で物語に華を添えてる。 一見の価値ありの作品よ♥

3.5

宇治津 千夜狐