【連載版】卑怯者と呼ばれて追放された剣士は、スキル【変速】を駆使して無双する。~最下級の冒険者が【剣聖】と讃えられ、世界のすべてに認められるまで~
最終更新:2021/4/5
作品紹介
ルクシオ・アインズワークは、王都立学園で『卑怯者』と呼ばれていた。 その理由というのも、彼が持つ固有スキル――【変速】にある。下級貴族をイジメていた上級貴族との戦いにおいて、ルクシオは勝利を収めた。だが、その勝利を周囲は認めなかったのだ。 「物の動く速度を変えて戦うなど、卑劣極まりない!!」 「卑怯者はこの学園から追放だ!!」 平民に負けた、という恥もあったのだろう。 貴族たちの働きかけによって、ルクシオは追放――強制退学処分となった。だが少年は、すぐに気持ちを切り替えて冒険者ギルドの門を叩く。王都立学園からの追放は落第扱いであるため、最下級からのスタートとなったが、ルクシオは気にも留めない。 貴族中心の学園とは異なり、冒険者は実力によって認められる世界。 少年剣士は、己の力をいかんなく発揮していく。 一方その頃。 ルクシオを追放した貴族たちは、国王リガルドから詰問を受けるのだった。 やがてルクシオは、落第扱いから一転、王都でその名を知らぬ者はいない存在になる。そして、いつしか人々はルクシオのことをこう呼んだ。 並び立つものがない存在、すなわち【剣聖】――と。 これは弱きを助け、強きを挫く一人の正義の少年が、世界から認められていく物語。 ※同名タイトルの連載版です。
評価・レビュー
まだレビューはありません。