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作・ 魚類

漢検準一級は異世界で無双の夢を見るか?

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【作品紹介】

俺、こと大和健吾は今、未曽有の事態に直面している。  何が未曽有かと言うと、まず自分がどこにいるのかわからない。と言っても、いい年して迷子になったと言う訳ではない。本当に訳が分からないのだが、気が付いたら突然知らない場所に放り出されていたのだ。  自分が誰か、これはわかる。名前は大和健吾。日本の首都・東京でサラリーマンやってた26歳で、家族は田舎に両親と妹、ともに健在。貯金は300万足らずで、恋人はいないが別にモテなかった訳じゃない。5年くらい前までは普通に付き合ってる彼女がいたが、上京と同時に浮気されて別れた。つーか、アレ絶対俺が上京する前から浮気してただろ。  趣味は娯楽作品を見る事。邦画より洋画が好きで、アニメやラノベなんかも結構見る。自慢兼特技は漢字。漢検準一級を持ってるのは数少ない自慢の一つだ。一級じゃないのかって?バカ言え、準一級だって合格率15~6%だぞ、十分凄いだろ。  さて、記憶ははっきりしているが、肝心の現在地がわからないと言う事ははっきりした。  だがそれはいい。いや、全く良くはないのだが、それ以上に問題なのは、ここが明らかに現代日本ではない事だ。と言うよりも、俺の知識に該当する地域がない。  俺は別に動植物に詳しい訳じゃないが、まず見た事ない植物・・・・・・植物?がいっぱい生えてる。たぶん日本には自分で歩き回る根っ子みたいな足の生えた草なんて自生してないし、角の生えた大型犬サイズのウサギもいない。いないはずなんだが・・・・・・まぁ、実際に見たんだからしょうがない。  と言うか、今俺の目の前にいるんだけどね。

異世界転生 異世界転移 ファンタジー 男主人公 異世界 ハッピーエンド コメディ バトル 西洋風 アクション/バトル アクション HJ大賞2020後期

投稿されたレビュー

可能性を感じる新鋭の異世界ファンタジー

 この物語の最もユニークな所は、やはり題してある通り、主人公の異能が「漢字」を媒体にする点だろう。  漢字の字義に従って魔法が発動する。  漢字は熟語として使用すれば効果を拡張できるが、反面魔力消費は激しくなる。  至極シンプルで分かり易いルール。しかし、無限の拡張性を秘める興味深い能力である。  この能力設定からは、作者様の自信のようなものを感じる。  漢字を使用する能力というのは、汎用性・拡張性が高すぎて、ともすれば無秩序な万能へと変わりかねない危険性を秘めている。  しかし、物語の中のパワーバランスは絶妙に保たれ、主人公は能力を御しつつも、未だ多くの可能性を残している。  このバランス感覚の精妙さには唸らされた。  異世界に転移してきた主人公の大和健吾。そして出会った銀髪の少女ミコ。  彼らは出会い、そして共に歩み出した。  コミカルな掛け合いの中にも、確かな文章力を感じる作品である。  物語は現在一章を終え、二章の序盤に差し掛かった塩梅――主人公達が出会った村から旅立ち、冒険が始まったばかりの頃合いだ。  貴方も、始まったばかりのケンゴとミコの冒険を追いかけてみてはいかがだろうか。  この物語は、きっと素晴らしい大作になる。

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竹尾練治

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