赤い服の女/OSAKA・Δ 前章
最終更新:2020/12/20
作品紹介
☆あらすじ☆ 加西郁夫は関西スポーツの新人記者だ。『本当にある都市伝説』を担当し、八尾プロレス番として記事も書く事になった。 アメリカの総合格闘技大会に出場する須賀選手の壮行会に出られなかった加西の為に、中尾選手が居酒屋で飲み会の場を作ってくれた。 加西は『赤い服の女』の調査中だ。居酒屋からそう遠くない夜の公園で、赤い服を着た女性が現れるらしい。 須賀選手は遅れてやって来て、駅前でその赤い服の女と戦ったと言う。加西も中尾選手も最初は信じなかったが、そこに…。 ☆OSAKA・Δ(オーサカ・デルタ)について☆ 物語の二十二年前に突如大阪に出現した謎のΔ型の空間。大阪市内を囲むよう現れ、大災害を引き起こした。Δの『壁』は曇りガラスのような感じ。科学者が調査しても何も分からなかった。物質ではなく、ある種のエネルギーではないかと推測されている。 Δの壁は、地下は地核まで、上には無限に伸びている。本編ではΔの影響と、紹介だけをしている。 ☆関連小説☆ ボルトマン(加西は豪派流合気柔術を学んでいます) ☆登場人物☆ 加西郁夫(かさい いくお)28歳。本編主人公。関西スポーツの新人記者。主に『本当にある都市伝説』を担当(自分で考案)している。八尾プロレス番になり、プロレス記事も書くようになった。 ・田中充(たなか みつる)33歳。加西の先輩。加西の教育係をしていた。加西は『田中先輩』と呼んでいる。 ・中尾剛(なかお たけし)30歳。八尾プロレスの悪役レスラー。根は優しい実力派。でも超恐がり。 ・須賀五郎(すが ごろう)28歳。八尾プロレスの若手のホープ。 ・藤本良治(ふじもと りょうじ)37歳。八尾プロレスのトップレスラー。 ・木村譲(きむら ゆずる)八尾プロレスの社長。39歳。大学在学中から藤本選手と共に学生プロレスをし、卒業して八尾プロレスを設立。年齢的にはまだまだ現役なのだが、レスラーより経営の方が向いていると判断し、社長に専念。 ・梶本明(かじもと あきら)54歳。八尾プロレスの演出家。元舞台劇の脚本、演出家。 ・吉川寿々子(よしかわ すずこ)? ・吉川百合子(よしかわ ゆりこ)?