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作・星埜銀杏

華霊なるペテン師

※表紙はまかろんKさんからお借りしております。  天才ペテン師である高梨沙理(たかなし さり)。  彼女の生き甲斐は他人に夢を魅せて(※ペテンにかけて)笑顔にする事。もちろんペテンにかけた人物に死ぬまでペテンにかかったと気づかせない事を信条にしている。つまり一旦騙したら最後まで騙し抜く。  しかも笑えるペテンである事が重要。  笑えないペテンは単なる犯罪であり、笑えるペテンはすなわちイタズラと位置づける。  それが夢を魅せる事。  もちろん夢を魅せるのは慈善事業ではなく、きちんと夢を魅せた分だけはご利用料金を頂くちゃっかり者。本を買って本の代金を払ったり、映画を見て入館料を払うように。彼女の夢はゆくゆく世界を笑えるペテンでひっくり返す事。  そうして今日も沙理は堂々と我が道をゆく。  ペテン道を闊歩するのだ。  もちろん隣には平凡で平均点な人間である菊池翔太少年を連れて……。  さて。  二人の明日はどっちだッ!  ご静聴を願いたい。

続き
シリアス 短編 ミステリー ハッピーエンド 少年少女 ライトミステリー ペテン師

華麗なる……

 いやぁ、軽快です。コロコロコロコロ目が離せない。  基本的にはハッピーに進…いやはや、紆余曲折です。まるで踊らされます。内容欄にあるそれにも騙されちゃなりませんぜ。  ライトノベルなんて嫌いだよ!と毛嫌いせず。多分少し予想とは違うと思います。というのも結構緻密なんですよね。だからこそ重要場面(わかりやすい方の)では「おっ、」と声が出ますし、裏に隠れてるものを読み込めば「作者さん、なるほど木には林ですね」と思わされる。  ちなみに私はあまりライトノベルは読まない方です、読書量の話ですが。固定観念ともまた違く、たまたま「いいな」があまり見つからないという話で。 いや、これミステリージャンルに入ってるか。  テンポも物凄く良く作り込み、所謂プロットもガッツリきっと練っているのだろうと思いますがホントにちゃんと最後までいかないと、辿り着かない、つまり伏線回収もお手の物、読んでて感じます。しかし、登場人物は人形に成り下がらず、きっと作者から離れてくれるほど馴染んでもいる気がします。それも想定範囲内なんでしょうな…と、クオリティ、読みごたえばっちりですね。  前述、「たまたまラノベは読まなくなってしまう」と言いましたがこれはというか、まぁ、また個人的な話で作者読みタイプなのですが、この作者さんのラノベとかミステリーとか、かなり夢中になって読みましたね。いつの間にか進んでるんですよ。  何より…ハッピーな気持ちになれるんですよね。拠り所のひとつです。是非お手に。

詩木燕二(蔵出し中)さん

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文字数:50,028文字

連載開始:2017年09月10日

最終更新日:2017年12月25日

作品の評価分布

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