東京アポカリプス
最終更新:2022/6/25
作品紹介
2022年、突如として全世界に現れた巨大不明生物『災獣』。 現代兵器が殆ど通じない生ける災害とも呼べる彼等によって、人類は住処である陸地と人口の半分を喪いつつも、災獣たちが苦手とする鉱物・グリモタイトの力を使い、滅亡の瀬戸際で踏み留まる事に成功した。 時は流れ、2062年。 海底に没した関東・中部地方の上に建造された巨大人工島『時生島』に暮らす女子高生・半井悠華(なからい・ゆうか)は、友人の古門珠梨(こもん・じゅり)、笠村蘭(かさむら・らん)と共に、相次ぐ災獣被害に立ち向かい、これを撃滅する戦闘サイボーグ『マキナ』として、学生生活とマキナとしての任務をこなす日々を送っていた。 そんなある日、悠華たちは任務の途中、政府の認可を受けていない非合法のマキナ・富士森杏樹(ふじもり・あんじゅ)と、その保護者を名乗る鷲崎胡桃(わしざき・くるみ)と出会う。 そしてその出会いは、杏樹の出自に深く関わる犯罪組織、かつて日本を壊滅状態に追いやった“甲種災獣”の出現を招き、時生島を巻き込んだ未曾有の事態に発展していく。 機人、未来都市を往く。機装天外のトンデモ近未来ガンアクション。