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作:萩月絵理華

盤上の神域

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最終更新:2022/6/30

作品紹介

 舞台設定は“魔法”が当たり前のように使われるファンタジーの世界。  どんなおとぎ話も空想も妄想も幻想も、それこそ『神』も、強く願うだけで簡単に生み出される『なんでもありの“魔法”の世界』  そんなこの世界でそれぞれの国を治めているのは、強大な力を持つ七人の『王』たち。  彼らはお互いに戦争はしないという協定を結んで平和にやっていたが、ある日のこと、神の意思を伝える『審判者』の役割を持つ人間・ユースフェルトが『王』たちに、「この世界は盤上に広げられた『“魔法の世界”のゲーム』だ」と告げていく。彼いわく、このゲームは三度目で、クリアした者が次の世界の神になれるという。  しかし、いまいち今の時代の『王』たちには何のことか理解できない。そんな中、七人の『王』の一人、『撃滅王』の国でとある騒動が起こり始める。  この騒動をきっかけに彼らの協定は崩れ、当たり前に過ごしていた「魔法の世界」が、想定もしない異常事態へと進んで行く……。  この盤上を広げているのは“誰”か。『“魔法の世界”のゲーム』とはなんなのか。そして、ゲームマスターとは一体何者なのか。この世界の“神”の正体とは――⁉

ファンタジー魔法オリジナル二つ名神の駒

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