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作・lachs ヤケザケ

物語終了課

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【作品紹介】

ご自宅に未完の物語はございませんか? エタった物語は時に暴走して、人を飲み込みます。 そのため、『物語終了課』の公務員たちが物語を終わらせるため日夜励んでいる。 そんなコメディです。 三十路の主人公が、 物語を終わらせるために主人公を殺したら転生されたり、 作家の必要性の感じない盛られた設定に苦労されたり、 物語を未完のままにさせるべく活動する女子高生にスト―カーされる話。 未完の物語によってジャンルは様々、ミステリー、VRMMO、ゾンビもの、異世界転生。 色々なあるあるあり。 六章からはラブコメ要素も入って来ています。 次は11月に更新予定です。 この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。 ちょっとネタバレがあるかもしれない登場人物一覧。自分のための忘備録みたいなものです。 https://kakuyomu.jp/works/16816452218280750762

異世界転生 異世界転移 ラブコメ 恋愛 ファンタジー 悪役令嬢 ギャグ 現代 VRMMO コメディ 現代ファンタジー 義姉弟

投稿されたレビュー

笑い、面白さ、感動、驚き、閃き、そして学びの詰まった物語!

【簡単なあらすじ】 ジャンル:現代ファンタジー 未完の物語は時々暴走する。それは一般人には知らされていない真実。それを食い止めるため架空の公務員、『物語終了課』の人々が活躍する物語。主人公は仕事以外にもいろんな難題に直面していく。 【物語の始まりは】 物語終了課がどんなところでどんな仕事をしており、どんなタブーとルールがあるのかが明かされるところから始まっていく。 【舞台や世界観、方向性(箇条書き)】 簡単に説明すると、未完の作品を強制終了させる仕事が物語終了課。 しかしそれにはルールが存在する。例えば昔話によくある”めでたしめでたし”で終わらせてはいけないなど。 仕事が山積みなのだろう、10ページ以内に終わらせているものがほとんどで、主人公曰く”物語が好きな人はこの課に向かない”ようである。その理由は作中にて。納得の理由である。 ポメラとは……キングジムが製造販売するデジタルメモのことらしい。商標登録されている。この課では4つのアイテムを常時携帯して置かねばならないようだが、その内容が変わっている。 未完作品は時々暴走する。 クラムボンとはなにか?  宮沢賢治の短編童話「やまなし」に登場するもの。何を指すのかは判然としない。(Wikipedia調べ) 【主人公と登場人物について】 物語終了課は架空の課であり公務員のようである。 主人公は文部科学省の下、地方文化局の物語終了課の係長。 物語を強制終了させるお仕事をしているが、人情味があり優しい人でもある。 【物語について】 主人公の所属する課に新人が入り、彼女に仕事を教えるところから展開されていく。彼女は物語が好きらしく、事前にこの課についていろいろ下調べ済みのようだ。だが恐らく、彼女の知らないことは存在する。 主人公が新人への説明の最中に問題が発生。その理由こそがこの課の存在意義であり仕事内容の一つでもあるようだ。つまり何故、未完の物語を終了させる必要があるのか? ということ。 一話での面白いところは、プロットの立て方をミスすると自分の首を絞めるということが改めて学べるところである。コメディではあるが、創作をしている人たちにとっては共感を得ることも多いだろうし、教訓にもなるのではないだろうか? ラストに悩むという人は数多くいると思う。それこそ、何処までいっても終われない、気づけば100万文字。このままでは200万文字も行きそうなど。終れない理由、終わらせるためにはどうするべきだったのか? を学ぶこともできるコメディだなと感じた。その上、かなりの知識がないと書けない物語でもある。全体に笑いながら創作について学べる作品。 【良い点(箇条書き)】 ・設定が細かく、縛りがあるのが面白い。 ・コメントを見ていると、みんなで頭を使うという方向に行っているのが面白いと感じる。作品を読んでアイデアが湧くというのは、正に物語を書こうとする原点。通常物語というと読者向けだが、作家向けでもあるというのは珍しいと感じた。 ・物語の主人公と話すということは、なかなかないと思う。物語の中に入るとはどういうことなのか? が体験できる作品だ。 ・創作論も学べる物語である。 ・主人公の思考を辿り、一緒になって思案に耽る物語というのは、ミステリーではよく見かけるがコメディを含む物語では珍しいと感じた。 ・物語自体の設定が活かされているので、無茶な終わり方ができないというのも面白いと感じた。 【備考(補足)】9話まで拝読 【見どころ】 この物語は、一見物語を終わらせる側主体に感じられるが、とても奥が深く”物語の主人公にとっての幸せとは何か?”を考えさせられる物語である。それはきっと、本当の意味でのハッピーエンドなのだろう。物語とは設定や人物の背景、世界観などによって作者が任意で考えているのとは別に、ナチュラルな人生というのが存在すると思う。 例えば、異世界転移した人物が、そこに居たいのか? それとも戻りたいのか? 性格や境遇によって違うなど。作者というのは、自分の作り上げたシナリオ通りに物語を進めていく。しかしもし、登場人物に自分の意志があったなら、その意思を無視している物語も存在するはずだ。それはすなわち、設定に対して不自然な物語ということ。 物語においてのリアリティとは、舞台や設定に対して作られるものである。違和感が生じたら、不自然さがあるということ。そんなことを改めて考えさせられる作品でもあるし、物語を紡ぐということに責任を持たなければならないということにも改めて気づかされる。笑い、面白さ、感動、驚き、閃き、そして学びの詰まった物語という印象。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

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crazy'[email protected]レビュー師with優人

作家の皆様方にお知らせです!!

作家の皆様方、書きかけで未完の物語がありましたら、文部科学省 物語終了課までご連絡下さい。 連絡されましたら係の者が向かいますので指示に従って下さい。未完の物語は暴走し人を飲み込むことがありますので取り扱いには注意が必要です。 そうこれは物語を終わらせる為の公務員の奮闘(涙あり、笑あり)の物語。終わらない物語の数だけ彼らの物語も終わることはないのです。 物語を完結させる難しさを面白、楽しく教えてくれます。あの手この手で物語を終わらせようとするのが本当に面白い! なるほどこんな方法が!? と驚くこと間違いなしです。もしかしたら執筆の参考になるかも!? 主人公の本間さんを中心に公務員ならではの苦労や私生活の悩み、恋愛に家族愛なんかも含め、面白エピソード多めで楽しませてくれます。 では作家の皆さんはこの物語を読んだらすぐに執筆を開始して、完結へ向けて頑張って下さい。公務員だって人間ですから、彼らを休ませてあげないといけません。 おっと、でも『夢オチ』は使わないで下さいね。あれ、大臣の承認がいりますからね。 ここまで書いておきながらミカン色の髪の子とミカンしたいなって思うんですよね私は……。 読み専の方は物語を終わらせれない作家と、終わらせようとする公務員の戦いを楽しんでください。きっと笑い転げてしまいますよ!

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功野 涼し

物語を愛するすべての人たちへ…

小説投稿サイトに作品を投稿している書き手の皆さん、エタりそうな作品はありませんか? もし今の作品が未完結で終わりそうなら、文部科学省 物語終了課へ今すぐご連絡ください。でないとその物語、暴走しますよ──? 設定の秀逸さに唸らせる本作品。 作者に終わらせてもらえなかった未完作品は時に暴走し、人を呑み込む。物語の暴走を止める為に、文部科学省 物語終了課に勤める本間続(ほんまつづく)は今日も奔走します。 物語の暴走を止めるには、物語の続きを書いて終了させる必要があるのですが、物語終了課には、今日もありとあらゆる設定を詰め込みすぎて完結できなくなった作品がやってきます。国と作者に挟まれ、未完の物語は部署間を(押し付け合いという名の)たらい回し。公務員ならではの苦悩とストレスがなんともリアルで思わず笑ってしまいます。 そして本作の魅力が、あるあると思わず頷いてしまう小ネタのオンパレード。 未完作品の種類も様々で、昨今流行りの異世界転生からミステリー、ホラーにVRMMOと色々な種類の物語を終了させるのですが、あるあるが多すぎて爆笑しながら読んでしまうこと間違いなし。ミステリーでは死亡フラグを立てまくるし、ゾンビ映画では昨今流行りの走るゾンビを取り入れるし、他にも地の文や会話文でサクッと舞姫や蜘蛛の糸のネタを入れてくるなど、今まで数多くの物語に触れてきた人程笑える内容となっております。 沢山本を読んできた人程、そして作家として作品を書いてきた人程、面白くて何回も頷いてしまう作品ですので、騙されたと思ってまず1話読んでみてください。 あっという間に物語終了課の虜になりますよ。 ──ところで本間さん、あちらで鈴が鳴っていますよ?

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結月 花

世界の中心で「未完であれ!」と叫ぶ

 物語終了課。  それは終わりを知らない物語を終わらせるために存在する国の機関である……!  未完の物語は時折暴走し、人をその中に巻き込んでしまう事があり大変危険なのだが、それは一般人には秘められていて、彼らは人知れず対処する未完物語対応のエキスパート(公務員)なのだ!  広げられた大風呂敷を畳むのはプロもアマも大変で、人と違った物語を書こうなんて肩ひじを張ってスタートしたらさぁ大変。テンプレを避けての物語終了の難易度はかなり高い。結果、世の中には終わってない物語が溢れ、その対処が本間達、物語終了課の仕事となる。公務員として頑張って国民のために働いてくれているのだが、どういう訳か主人公の本間は毎回可哀相な目に遭うというか、遭わされてているというか。  基本的に周囲が総ボケ、本間がたった一人のツッコミ役といった感じで、うっかり本間がボケモードに入ってしまった場合は、彼の親友である都道がツッコミ役として立つという感じでバランスが取れたドタバタコメディ。要所要所で笑いのツボを連打してくるエピソードがぶち込まれ、抱腹絶倒待ったなし。  ずっとこのまま、働く彼らの毎日を眺めていたくなるという。  何が言いたいかというと、この物語を永遠に楽しみたいので、このまま連載を続けて未完であって欲しい。そう願ってしまう作品なのです!  さぁ皆さんも御唱和ください、「未完であれ!」と。

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MACK

全ての事には終わりがある。……あるよね?

小説や漫画・ドラマなんかでよく見る展開。 主人公のピンチ!! さあ、この後どうなるんだ!? “ この連載小説は未完結のまま半年以上の間、更新されていません。” ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!? そんな経験が貴方にもあるだろう? これはそんな物語にケリをつけてくれる、とある役所のとある課のお話。 ケリをつけてくれると言っても、そこはお役所の役人仕事な訳で。 物語中に特に明記されてないからといってミステリーの犯人を幽霊にしたり、夢オチにしたりとやりたい放題。 かと思ったらそんな便利過ぎる手法には大臣の許可が必要だったりと、結構ままならなかったり。 で、なぜ彼等はここまで躍起になって物語の終了を肩代わりしてまで行うのか? うん、良い質問だ。 ……貴方はこんな都市伝説を聞いた事は無いかい? 未完のまま放置された物語のキャラクターが、その事を恨んで化けて出てくるって話さ。 なんだよ、本当な訳無いだろ。 でもその都市伝説と関係があるってもっぱらの噂なんだよな。 ハハハ、ごめんごめん。 思わせぶりなセリフを言っちゃったね。 でも本当、世の中には何の為にあるのかよく分からない課があるよね。 まぁそんなわけで、今日はお話を聞いてくれてありがとう。 気を付けて帰りなよ。 ふぅ、未完の物語のキャラクターが化けて出る、か。 馬鹿馬鹿しい、そんな訳ないだろう。 何故なら本当は──。 おっとこれ以上はいけない。 ……でもどうしてもというなら、覗いてみるといいさ。 後戻り出来なくなっても良いなら、ね。

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きさまる

作品の評価分布

5.0~

11

4.0~

1

3.0~

0

2.0~

0

1.0~

0

未評価

0

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