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作・ opty61

いつかまた、バス停で

あの雨の日、静かに始まった恋。 好きだけど、言えなかった。 好きだから、言えなかった。 だって私は、 だから私は……

続き
純文学 青春 切ない バス停 アオハル

極上のトリックがそこにある。

 医者になる、という夢を叶えるため、毎日のように予備校に通う高校二年生の主人公。高山樹(たかやまいつき)。  停留所でバスを待っている彼に、なにかと構ってくる中学生くらいの女の子、遠野千鶴(とおのちづる)  心臓に病を抱えているため、激しい運動ができない樹の幼馴染、志保(しほ)。  三人を中心にした物語は、しとしとと降りしきる雨の中、樹が子猫を拾うシーンから幕を開けます。  何故、樹は医者を目指そうと考えたのか?  志保と樹の間に存在している、過去のしがらみとはなんなのか?  そして、何処からともなく現われてはちょっかいを出してくる不思議な少女、千鶴ことちーちゃんの正体は?  次第に真相が明かされていく中、この物語最大のトリックが読者を襲います。  ネタバレになるため詳細は語れませんが、複数の要素を絡めた精巧なトリックに、きっと驚かされると思います。正直私は、完全にしてやられました笑。  あまりの衝撃で、ページをめくるのを、一瞬忘れてしまったほどでした。  青春物語が好きな方。  日常の中に潜んだちょっとしたミステリーが好きな方など、もし、気になりましたら、この極上のトリックに触れてみて欲しいです。  読んで後悔はしない一作です。

木立花音(こだちかのん)さん

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文字数:54,023文字

連載開始:2020年04月10日

最終更新日:2020年03月21日

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