神居村へ、初めての夏を
最終更新:2019/7/20
作品紹介
ただ一人の身寄りを亡くした高校生、七支杏矢は一人、絵に描いたような田舎の農村に移り住む事になる。 携帯電話は圏外、校舎は木造、石を蹴れば畑に落ちる田舎の村。 駄菓子屋には懐かしいものが並んで、古めかしい銭湯が湯を沸かし、電車の時刻表はほとんど真っ白。 だが、そこは――――もう誰も信じなくなった都市伝説までも息づくおかしな村。 そして住人は慣れっこで、首なしライダーも口裂け女も罠を張って返り討ち。 不思議な存在感を放つ同級生の少女、咲耶怜に導かれるまま郷愁の毎日を送る杏矢は――――いつしかこの村を、“思い出して”いく。 ノスタルジックな日々につづる、里山の伝奇青春劇。 ※pixiv等で投稿していた作品となります。零時頃にこちらでも一話ずつ投稿していきたいと思います。
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