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作:ひゐ(宵々屋)

星灯りと明けない夜

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未評価

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最終更新:2024/3/31

作品紹介

太陽も月も星もなくなってしまった、真っ暗な世界。 けれども『星油ランタン』を手に暗闇の中を旅する人々の物語。 連作短編。ふと思い出した時や、眠れない夜にでも読んでください。 ※次回更新予定日【夏までには】 ※小説家になろう、ノベルアッププラス、エブリスタでも公開しています。

ファンタジーほのぼの異世界シリアスハイファンタジー風土記系FT連作短編複数主人公シリアスもあり

評価・レビュー

星灯りで旅する旅人たちと、彼らと出会う人たちの物語

太陽と月が砕け、星もなくなった暗闇の世界の話です。 時間によって色が変わる星油ランタン、真っ暗な闇を行く旅人、交換屋、「暗闇」の存在等、この世界を形作っているものがどれも素敵で、不思議で、個人的にときめき成分が盛りだくさんでした。 なかなか出会ったことのない設定だったこともあり、旅する彼らや出会う人たちの話を聞いていると、不思議な感覚に陥りました。 他のお話の名前を出すと失礼かもと思ったのですが……個人的な感覚としては、はじめのエピソードは『星の王子さま』の中で王子が語った彼が旅してきた星の人たちの話を聞いているような。隣に座って聞いているようなそんな感覚でした。 この物語では、エピを通して聞いているような感覚で。 ですが、エピソードが進むにつれ、道連れが増えるにつれ、だんだんそれが、より身近に降りてきて、話を聞いているというよりは、一緒に旅させてもらっているような気持ちに変わってきたり。町が見えると嬉しくなったり。 また話し手が変わって、また違う景色や感情を見せてもらえたり。 様々な感覚を覚えるとても贅沢なお話です。 暗闇の世界の話ですが、描かれる灯りが、やわらかく、とても美しく映りました。

5.0

aruhi