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作・伊野 乙通

クズ野郎異世界紀行

 二十歳そこそこのうらぶれた男、キミヒコ。夢かうつつか、彼の元に不思議な声が聞こえる。「何を願う?」と問いかける声に応えると、彼は未知の世界へと転移していた。さらにキミヒコの願いを叶えるためにと、得体の知れない自動人形が彼に仕えることとなった。この人形をホワイトと名付け、キミヒコはこの世界で自分勝手に生きると決める。前の世界での鬱憤を晴らすべく、好き放題をしていくキミヒコだったが……。 ※タイトル通り主人公はクズです。反社会的、反道徳的な言動や行動を繰り返します。真に受けないでください。 ※死体の描写や流血など、残酷な表現があります。苦手な方は注意してください。

続き
ファンタジー R15 残酷な描写あり

【連載中】まさにクズ!だが一本筋の通ったクズだ!

愛を願った男が異世界で目を覚ますと、そこには主人公の願いの一助となることが存在意義だと自称する少女になった何かがいた。 びびりで働きたくない欲望に忠実なクズのため、自動人形と言う魔物を使役すると言う設定で少女一人で働きにだし、自分はひたすら酒や女に溺れます。 その為基本回りの評価は悪いのですが、本人は魔物を使役するのは自分が働いているのと同じであり、事実人形であることを隠しているわけでもないのでヒモやクズと言う評価は納得ができません。 個人的には理屈には賛同できるのですが、取り繕うことをしない大胆さとそもそも悪く思われることに全く気づかない豪胆さに思わず笑ってしまいます。 主人公から自動人形を奪おうとするやからもあらわれたり、なんだかんだと問題が起きるため旅を続けざるを得ないと言うのが大まかなストーリーです。 主人公は特別頭が悪いわけではなく、それなりに装って大人の対応をすることも、またできれば無駄に殺したくないと言う理性的な面もあり、自堕落な生活さえのぞけば人形よりまともなことが言える為、人形の強さがわかる一部の人間からは評価されてるのも面白いポイントです。 また主人公の振る舞いは確かにクズですが、人形として割りきってるにしてはちゃんと心配もしてますし、そもそも愛が欲しいと願っただけあって不器用で憎めない性格をしていると感じます。人形がすぐに殺そうとするのを抑えてぎりぎりまで穏便にことをすませようとするのも、人間らしさを感じさせます。 人形とも何だかんだ仲良くしていますし、二人のやりとりは家族のような介護のような関係で、なんだかほっこりしてしまいます。 まだ途中なので星4にしておきますが、他の異世界ものとは一味も二味も違い、一風かわった異世界ものとして堪能できる作品です。

かんむりさん

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文字数:206,788文字

連載開始:2021年06月06日

最終更新日:2021年09月26日

作品の評価分布

5.0~

0

4.0~

1

3.0~

0

2.0~

0

1.0~

0

未評価

0

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