貴族探偵に恋愛の謎は解けない~自称平民は貴族に弱みを握られて助手になる~
最終更新:2021/10/17
作品紹介
化物館と名高い屋敷は、近隣の土地をおさめている辺境伯の屋敷だった。 辺境伯がいなくなって無人となっていた屋敷にこれ幸いと忍び込んだ宿無しの青年テオは、調度品もそのままの屋敷を不思議に思いながらもしばらく住むことに決める。 翌日、目を覚ますと、髪も服も真っ白の女がこちらを覗き込んでいた。 驚いて飛び起きると、その女は屋敷の主であり、貴族専門の探偵アンジェリカと名乗り「泊めてやる代わりに手伝いをしろ、さもなくば泥棒として憲兵に突き出してやる」と脅しをかけくる。 どうしようもなく手伝いを引き受けるはめになったテオは、次から次へとやってくる貴族たちの不可思議な謎に首を傾げながらアンジェリカに言われるがままに、雑用をこなしていく日々が始まった。 そんなある日アンジェリカの父の級友から依頼が届く。 謎の貴族アンジェリカと、巻き込まれ体質の自称平民テオ。思ったよりもかみ合う二人のミステリーラブコメ。
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