久狛井探偵事務所―自称零感、探偵の意義を問う―
最終更新:2024/4/29
作品紹介
【第2章「仲立つクマの見聞録」始動】 自称零感にして無自覚霊媒体質の主人公、無洞純は、霊能力者ばかりが所属する事務所「久狛井探偵事務所」にスカウトされる。 当初は事務仕事ばかりを請け負っていた無洞だが、ある時調査へと駆り出される。その調査対象は電子掲示板由来の噂であった。 事務所に所属するのはリ○ッシュ派の足長お姉さんに、呪い師のクソイケメン。 小生意気な男子高生、空気清浄機の女子高生。 さらには素性の知れないオッサン所長。 五人+主人公の、計六人の霊能力者(?)が、時にハンディカメラ等の電子機器を用い、時に己の能力を活用し、舞い込む依頼の数々を解決していく。 怖いけど怖くない、シリアスになりきれないホラーコメディ!! がっつり読みたい人にもオススメです!! ※以下に各章の概要を記しておきます。どの章から読んでも内容を把握できるような作りになっているので、気になった章から御手に取っていただけると幸いです。 ■第1章 死してなお執着する心とは■ 過去に監禁殺人事件が発生した廃墟を舞台に物語が進む。 とある突撃スレッド(通称「凸スレ」)をキッカケに、主人公たちは廃墟の調査を開始する。主人公はビデオカメラを手に、相方は芳香剤を手に探索を行っていたが、その途中、調査のキッカケとなった凸スレで件の廃墟へ突撃していた青年と遭遇し、事態は急変する。 彼曰く、かつて廃墟において発生した事件の被害者は、己の肉親であるそうで……? ■第2章 仲立つクマの見聞録■ 久狛井探偵事務所所長の「上司」という男性から依頼を受ける。 彼の依頼はこうだった。「自分の孫が怪異と婚姻の約束を結んでしまった。近いうちに迎えに来るだろうから、どうか追い払ってほしい」 しかし調査を進めるにつれ、依頼の内容に疑惑が浮かび上がる。主人公たちはたった三日間という制限のもと真相を探る。
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