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@オノログ
作:尾八原ジュージ
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最終更新:2020/7/15
「第二回こむら川小説大賞」に、2つ目のKUSOを失礼します。 実話風怪談を書いてて思いついた話です。深夜、やたらとゴキゲンで書きました。
話題のイケメン霊能力者が、ポルターガイスト現象に悩まされる古いお屋敷の除霊に挑むお話。 ジャンルは現代ドラマとなっていますけど、味付けとしては結構ミステリミステリしてる気がします。幽霊の正体見たりなんとやら。除霊すべき敵の性質や正体をどう見抜いて、一体どのように退治するか。タグに「残念なイケメン」とありますが、この辺はめちゃくちゃ有能というか、普通にヒーローっぽい活躍を見せてくれます。 にもかかわらずどうして〝残念な〟という修飾がつくのかは、一応ネタバレになると思うのでぜひ本編でって言いたいんですけどこのあからさまな名前ェ! なにごとですか「ぜんしいんうそくさい」って!? 全身嘘くさい!? どういう名前!? 仕事に支障は!? いやもう、本当にひと目見た瞬間(正確には読みを理解した瞬間)腰砕けというか、この名をタグの「残念なイケメン」と合わせて認識した瞬間、ときめきがドリフトで横滑りしながら走り出しました。好き……。 こんなパンチの効いたキャラをタイトルのど頭に持って来られた時点で、半ば勝負はついたようなものだと思います。そりゃ全身が嘘くさかったら他がどんなに優秀でも残念だよ……すごい説得力……好き……(二回目)。 終盤の展開がかなり予想外というか、本当にまさかの展開でした。なんだか思いのほかシリアス度の高いピンチで終わってません? 全身が嘘くさい主人公をはじめ、他の登場人物たちも妙に味があるところが魅力的な、さくっと読める素敵な掌編でしたっていうかこれ4,000文字しかないんですか!?(今気づいた)もっとあるかと思ってました。満足感!
和田島イサキ
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