ログイン/新規登録
※事前に利用規約をご確認いただいた上で登録をお願いします。
メールアドレスで登録
Googleで登録
Twitterで登録
メールアドレスでログイン
Googleでログイン
Twitterでログイン
作品
レビュー
登録/ログイン
その他
@オノログ
作:紫光なる輝きの幸せを
評価
読んだ
気になる
読んでる
星5つ
100.0%(1)
星4つ
0%(0)
星3つ
星2つ
星1つ
未評価
最終更新:2023/9/1
夜明けの海が見たくて、家を抜け出してバイクで江ノ島に向かう私。 その私の横を綺麗なライン取りで抜いていく一台のバイク。 江ノ島の駐車場に同じバイクがあって、その持ち主はかすれた声の女性で――
白には黒のコントラストが映えるように、無骨なメカに女の子という組み合わせは絵になるものですが、今作では古いバイクに女子高生。絵になる。ライダースーツを纏い、レストアされた重いバイクをたどたどしく操る初々しさ。 そして真のライダーなら当然のごとく、安全運転。風になるぜ! なんてやんちゃな爆走をしたりしない。品行方正なバイク乗りで好感度が高いです。 そんな彼女でも夜明けが見たいという衝動に耐えきれず、夜中に家を抜け出すというところから物語は始まります。 そして夜明け直前の江の島で彼女が見たのは、これまた絵になるお姉さんライダー。 二人のバイク乗りが偶然出会い、大人の女性に懐く女子高生という女子同士ならではのじゃれ合いを経て。 それぞれのシーンが丁寧に描写されており、光景が目に浮かぶようです。 家族から継いだバイクを大切に扱ってる二人に、バイク好きの人も好感が持てる作品だと思います。 その後を予感させるラストの余韻も素敵。
MACK
投稿
作品へ