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作:加藤伊織

最強の1年1組、理不尽スキル「椅子召喚」で異世界無双する。戦いも生活面も完璧な小学生と冒険しながら、微妙なスキルしか無い担任の私は「気持ち悪っ!」連発しながら子供たちを守り抜きます!

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最終更新:2021/4/12

作品紹介

小学1年生が椅子でモンスターと戦い、椅子で暮らし、椅子で移動する。椅子テントは最強の防御! 防災頭巾の床も完備! 椅子トイレと椅子風呂も至れり尽くせり……だけど電源と排水がどうなってるかは全く謎!! 「待って!? 学校の椅子ってこんな使い方するもんだったっけ!?」 「椅子は投げる物」と幼稚園時代から擦り込まれている子供たちがモンスターを倒せば、ドロップする黄色いコンテナには、お弁当から毛布まで必要な物が詰め込まれていて。 「何このシステム! 至れり尽くせりで気持ち悪っ!!」 担任教師は理不尽と不条理に今日も頭を悩ませる……。 新白梅小学校1年1組の児童34人と担任の茂木美佳子は、遠足の途中で気がついたら異世界にいた――。 襲い来るモンスター。密かに撃退実績のある子供たち。 「椅子があればいいのに!!」――そう誰かが叫んだとき、その手には椅子が現れていた。 児童の発想に頭ぐらんぐらんしながら、ひとりだけ「椅子召喚」できないみかこ先生は、今日もひとり理不尽と戦い、モンスターから子供を守るために指揮を執る。 子供たちが異世界に召喚された理由は何なのか。元の世界に無事帰ることが出来るのか。……考え始めると担任教師は胃痛が治まらない。 この小説は他の投稿サイトにも掲載しております。更新は毎日20時です。(更新がない日もあり)

異世界転移ファンタジーほのぼの異世界コメディ無双小学生ショタ

評価・レビュー

意思と椅子は道を切り拓く(比喩ではなく)

 クラス丸ごと異世界移転、しかもそれが小学一年生!異世界で一クラス分の児童を引率する大人はなんとたった一人…!子供ってじっとしてなくない!?という不安はあったけど、子供達が個性的でありながら良い子揃い。しかも賢く、子供らしい発想力と行動力で、ピンチをどんどん切り抜けてくれる。  そして主人公であり、読者のツッコミの代弁者とも言える先生がサバサバしていて、ものすごくリアリスト。考えても仕方ない事は軽く放棄して、単純明快にばっさばっさと苦難を乗り越えていくという。それが軽軽で、暗くなりそうな要素も明るく描かれ、読んでいてとても「楽しい!」と純粋に思えました。  椅子に無限の可能性を持たせた物語は、後にも先にもこの作品以外あり得ないのではないかという奇作でもありますが(木+奇の子だし…?)、イロモノと思うなかれ。合間に含蓄ある言葉が織り込まれたり、人間心理の闇な部分、社会的な問題にも触れていたりして、ただの娯楽作品とは言い切れない要素も濃いです。  旅をしているために生じる、出会った人々との別れ。子供達とのふれあいを微笑ましく見ていた身としては、この別れがかなり切なく悲しい。でもそのそれぞれの別れの必然性と、納得できる決着の付け方があり、読後感が最高に良いです。  一気読みもできるライトな口当たりですが、これは注意点だ…!と思わせるのが、飯テロ要素。どうにもお腹がすくという。夜に読んだらいけないやつです。  モンスターを椅子で倒すと、お弁当やおやつが出るんですよ!それの描写が細かくてですね!みんな美味しそうに食べるの!!

5.0

MACK

君達はまだ椅子の持つ無限の可能性を知らない……

本作は新白梅小学校1年1組の児童34人が、遠足中に指導教員の主人公である彼女と共に、何故か1クラスまるっと異世界に転移してしまったところから始まります。 異世界にやってきた彼らにモンスターが襲いかかる! ならば椅子で対抗だッ! はい。至極真面目に言っております。何故なら彼らは元の世界で、「椅子で不審者を撃退した」実績のあるクラスだからです。だから異世界で椅子を召喚してモンスターを倒しても、何の不思議もありません。いいね? 初っ端からインパクトが群れをなして襲いかかってきますが、内容は結構現実的。中でも特徴的なのが、小学一年生の子ども達というものを一つの塊ではなく、個人個人として描いている点です。倒すのが得意な子、飛んでいる虫が嫌いな子、そして戦うこと自体が嫌な子等、彼らの性格とその背景に多様性があり、一人ひとりが生きています。 そんな子ども達ならではの自由な発想は、椅子をさらなる形へと進化させます。ただ座る為だけの物と侮ることなかれ。椅子の持つ可能性は無限大。それはまさに、子どもの持つ無限の想像力の賜物でしょう。 微妙なスキルしかない主人公の教員である彼女。でも彼女には彼らの多様性を認め、色々と未熟な面を支え、そして導くという変えが効かない役割があります。それは物語の語り手に加えて、読み手と一緒になって驚いたりもする、ある意味読者の立場にも近いものがあるのかもしれません。 しかし子ども達と異世界の都合に挟まれる彼女は、悩みを抱えて頭と胃を痛めることも……誰か頭痛と胃痛に効く椅子持ってきて。 椅子が巻き起こすクラス系召喚異世界ファンタジー。他の皆様も是非読んで見てください。

5.0

沖田ねてる@_(:3 」∠)_

一話でいいから読んでみてほしい

「椅子召喚」だけで戦うという発想がバカバカしすぎて(褒め言葉)思わずニヤニヤしながら一話を読んだら続きが気になって気になってしょうがない! その時に必要な物を空気を読んでドロップするモンスター……など色々と子供達に親切設計な謎システムが気になりすぎる……。 主人公の先生のツッコミも面白い! そして子供達は子供らしい純粋さで先生の常識を覆して「お、おう……」ってなります笑 子供達のそれぞれの個性を活かしてこれからどんな物語が広がっていくのか……気になります! 物語が一区切り着いたのでレビュー! 応援していますヾ(●´∇`●)ノ ※15話読了時レビュー

5.0

つーちゃん「まおホス!」@小説家になろうノベプラたいあっぷ