踊れ、踊れ、フラミィ
最終更新:2020/1/25
作品紹介
踊りを愛する島に暮らすフラミィは、自分も踊りを愛していたが、どうしてもうまく踊れず皆から厄介者扱いされていた。 ある日、踊りの最中に島で一番踊りが上手い女を怪我させてしまい、とうとう踊りに加わる事をやめさせられてしまう。 フラミィは絶望し、若い身体を欲しがる踊りの女神ルグ・ルグに身体をあげてしまおうとするが、左足の親指の骨が無かったので「踊れない身体なんていらないよ!」と、断られてしまう。 左足の親指の骨を取り戻し、重心の取れる身体が欲しいフラミィと、若い身体が欲しい老婆の女神の『親指の骨』探しが始まった。 島を守る老婆の女神とフラミィの、少し不思議な愛と友情の物語です。 淡いラブストーリーもちょっとあります。 ※少しだけ昔の現実世界にある、外からは見えないけれど存在する島が舞台です。 ――朝読小説賞―― 主人公:十三歳 朝読小説賞キャッチ: 探そう! 思い通りじゃないかもしれないけど、きっと見つかる。