月夜のハルジオン
最終更新:2022/2/13
作品紹介
昔々、とまではいかない昔。 神の国と魔族の住む国がありました。 お互い、人の願いを叶えるために存在しています。 神は人に助言を与え、魔族は人の願いを何でも叶えてあげます。 ただし、魔族は条件付きです。それは命だったり、人の何かだったり。それらを簡単に奪ってしまいます。 神は人が何かを成し遂げたときに喜びを覚えます。 魔族は人から何かを奪ったときに喜びを覚えます。 このお話は神の国を統べる神様の子、魔族を統べる大魔王の子、二人が織りなすちょっと不思議な物語。 大魔王は1人の子を産みました。 「この子を人間界に堕としてみよう」 気まぐれな大魔王は小さな我が子をポイッと人間界に捨てました。 一方、神様も1人の子を産みました。 「この子を人間界に送ろう」 憂いた眼差しで子をそっと人間界に置きました。 子どもたちは高校生にまで成長しました。 風巻悠馬と土端百華。 人ならざる2人が結ばれるまでのお話。 「ノベルアップ+」と同時更新しておりました。 ノベプラ 〈過去最高位〉 ジャンル 日間1位 週間3位 年間10位 総合 日間10位 ※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
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