Unnamed Memory
最終更新:2013/7/4
作品紹介
【このライトノベルがすごい2020単行本1位】加筆、書き下ろしありの書籍版全6巻発売中(電撃の新文芸) 「貴方がその剣の持ち主で、私が魔女である限り、いつか貴方は本当に私を殺さなければならないかもしれませんよ」 幼い頃、子供が残せないという呪いを受けたファルサスの王太子オスカーは、二十歳になった時、大陸最強と言われる魔女ティナーシャを訪ね、その解呪を願う。それを切っ掛けに彼女を守護者として連れ帰ったオスカーは、契約が切れるまでの一年間、ティナーシャの過去に関わる因縁に、そしてもっと大きな運命に巻き込まれて行くこととなる。 ※自サイトからの転載。《memoriae 1654~1655年》
評価・レビュー
単行本部門1位は伊達じゃないです
ご存知の方も多いでしょうが、掲題の通り「このライトノベルがすごい!」で単行本部門の1位を取った作品です。 ランキングに嘘偽りなく面白い作品ですので、私のレビューなんか読む必要ありません。 面白いファンタジーが読みたいなら読むべきです。 以下は昔話。 本作はもともと「小説家になろう」が流行るよりもずっと前、個人サイトにて発表された作品です。 当時のランキングサイト(閉鎖済)では、藤村由紀さんが新作を連載すれば1位独走するような状態でした。 それが新文芸のラノベとして発売して、晴れて日の目を見た形です。 この流れってソードアートオンラインとよく似てるんですよね。 面白い作品は、みんなに見える場所で発表したら、必ず人を惹きつけます。 本作はまさにそれなんです。 「-world memoriae-」シリーズの長編1作目で「Babel(書籍化済)」「Rotted-S」「End of Memory」 などとまだまだ続いていきますので、読み終わってからも楽しめます。 ※いわゆるシェアワールドに近いので、どれから読んでも良いです シリーズの世界観やキャラクター設定を詳細に書いたWikiがあったはずなんですが、探しても見つかりません。 書籍化にあたって非公開にしたのかなと思ってますが、知ってる人いたら教えてください。
とろろろ
王と魔女の愛しい物語
呪われた王太子オスカーが、最強と謳われる魔女ティナーシャに解呪を願いに向かう所から始まるハイファンタジーです。 呪いをすぐに解くことはできず、交渉の末ティナーシャはオスカーの故郷ファルサスに招かれます。そこで二人が交流したり、巻き起こるトラブルを解決したりしていくことに。 どちらも大陸最強クラスの実力を持っていて、その力に見合った責任感と覚悟を持っているので、事件によっては驚く位のスピード解決をしてくれるコンビが魅力的です。 本作品はAct.1とAct.2の二部構成ですが、Act.1の終わりが特に印象に残る物語ですので、どうかそこまで読んでほしい。
ちゃか