結婚したくないからロリコンだと偽ったら、小さな許嫁ができた件
最終更新:2020/6/6
作品紹介
明治時代から続く日本屈指の名家の末子で、弁護士として働く青年──十乃宮信昌(とおのみやのぶまさ)が家に帰ると、見慣れぬ少女が出迎えて来た。 彼女は──國江名陽葵(くにえなひなた)と名乗り、信昌の許嫁としてやって来たという。 彼にそんな趣味は無いのだが、実は実家から寄せられる縁談に辟易し続けていたのだ。 だが信昌は親族や弁護士としての仕事を通して、恋愛や結婚に忌避感を懐いていたため、それらに乗り気になれなかった。 そこで自身はロリコンだと偽ることで、見合い話を遠ざけようと企んだ。 まだ13歳の陽葵がやって来たのは、彼女が信昌の出した条件に適った結果だったのである! おまけに、何故だか陽葵は縁談に前向きで……? これはそんな一回りも歳の離れた、後にご近所さんで有名なおしどり夫婦となる2人の出会いのお話。
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