glass menu_button

作品

レビュー

レビューを投稿する

運営している人

@オノログ

閉じる

作・ 藤和

寺生まれの勤くん

point_zero point_zero point_zero point_zero point_zero 0.0

【作品紹介】

生まれつきちょっと余計な物が見える拝み屋さんのドタバタコメディ。 友人の男の娘だけでなく、神様仏様までもが主人公をフルスイング!

日常 ファンタジー 男主人公 コメディ 人外 現代日本

投稿されたレビュー

宗教ちゃんぽんなドタバタ神様コメディ

コメディというタグがついているにも関わらず、コメディだとは思わず読み始めたので、途中これギャグなんじゃない? って思ったのですが、コメディでした。とても笑わせてくれて楽しかった作品です。 寺生まれの主人公、勤は幽霊とかそういう類のものが見えるのですが、物語は友人カナメの指に光る指輪があることを発見するところから始まります。その友人カナメは勤の親友となり、以降交流をしていくのですが、実はこのカナメは女装が好きで、なにより女になりたいというちょっと変わったキャラクターです。 そしてカナメは執筆活動を趣味ともしているのですが、この趣味が関係してまた新たなキャラクターが出てくることになります。勤はカナメから始まった人間関係、そして神様関係のいざこざに巻き込まれ、退魔師として問題を解決していきます……。 問題は、その神様絡みの事件なんですよね。 数多の宗教の神様を巻き込み、果ては世界を巻き込む壮大な戦いのはずなんですが、なんだかとってもゆるいのです。ゆるくて、ところどころ笑みが浮かんでしまうのです。 そして、この作品、実は同性愛というテーマを扱っていて、ちょっと重めのテーマもあるんですけど、そんな問題もゆるっと書かれているのです。そこがとても印象的でした。 作中の後半、ある仏の神様が出てくるのですが、この仏の宗教観にいるからこそのゆるさだったのかなあと、読了したあとに思いました。多宗教だからこその寛容さもあったのかもしれません。数多の宗教が混ざったな物語ではありますが、私たち日本の多神教がベースになっているからこそできた物語だったのではないかと思います。 どこか寛容的で、何も憎むことのできない、そんな物語です。 作品の大きさもさほど大きくなく、読了までゆるっと楽しむことができました。 素敵な作品をありがとうございました。

point_star point_star point_star point_star point_zero 4.0
参考になった! 0
共感する! 0

瀬戸晴海

作品の評価分布

5.0~

0

4.0~

1

3.0~

0

2.0~

0

1.0~

0

未評価

0

本棚