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作・ 小野セージ

草壁百鬼夜行絵巻 -しょうけら-

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【作品紹介】

若き気鋭の女流幻想小説家、御陵彬《みささぎ・あきら》は小説を書くことに関しては天才的だったが、私生活はちょっと残念な女性だった。担当編集者、黒野戒十《くろの・かいと》から次回作として苦手としていたホラー物の連載執筆を薦められた彼女は、連載に挿絵を描くことになった怪奇画家の青年、草壁鞍馬《くさかべ・くらま》との顔合わせに緊張しながら臨む。鞍馬から「しょうけら」というお題を得た彬はさっそく帰宅後からそのお題に取り組むのだが、その夜から彼女は二十四時間常に付き纏う何者かの視線と気配に悩まされ始める。(第一話 しょうけら) 女性作家と怪奇画家のタッグで怪異を《産み》《封じる》物語。――或いは、子供の様に愛の奇跡を信じた男の物語。 ファンタジーやホラーの要素が出てくるまで少し……かなり? かかりますが、お付き合い頂けると嬉しいです。 小野セージの作品はスターシステムを採用しています。また作中の怪異知識は創作も多分に含まれます。小説家になろうさん、エブリスタさん、カクヨムさんにも掲載しています。 表紙イラスト:もけもけこけこ様 キャラクターイラスト(彬、鞍馬):みそ様 キャラクターイラスト(黒野):©鳩ぽっぽ 様 イラストは各々の制作者様に著作権があります。 イラストの不正使用、無断転載、無断転売、自作発言を禁止します。

ファンタジー 女主人公 シリアス コメディ 現代日本 異能

投稿されたレビュー

創作者たちによる謎解きホラー

書き手と描き手によるミステリーとホラー、とても面白かったです。 書き手・御陵彬は幻想小説作家として物語を紡いでいましたが、ふと担当の黒野戒十からホラーを書かないかと話を持ち出されます。 幻想小説ばかりを書いてきたうえに、ホラーは苦手という彬は、参考になるという絵師・草壁鞍馬と出会い、そして「しょうけら」という謎めいた怪異と出会うことになります。 怪異の設定作りに取り組み始めた彬は、そこで何者かに付きまとわれているという感覚に襲われ、恐怖に苛まれます。そこから次第にミステリーとホラーが始まっていく物語です。 特に面白かったのは、設定です。 「しょうけら」という怪異が彬のもとに訪れた理由には、なるほどと思わされました。書き手にある力が作品に練りこまれていて、とても面白いなと思いました。物語を紡ぐことは、心に何かを残すものである、というのが物語に練りこまれているような気がしました。 彬の心情がとても豊かなのも、作家だからこそなのかなと思いました。 ちょっと生活や性格は残念なところもありますが、登場人物たちとの交流の中で見せる豊かな感情は読んでいてとても面白かったです。特に、終盤とか……、続編があると伺っているので、今後がとても楽しみです。 中盤まではホラー色が強いですが、登場人物たちの思惑なども終盤でだんだんと明かされます。 スピード感もある物語ですので、とても読みやすいです。ぜひ読んでほしい一作です。

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瀬戸晴海

作品の評価分布

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