帰り道、母ではない”何者か”が母の声で私を呼んでいた。
最終更新:2021/5/24
作品紹介
「小学生の時、毎週水曜日のスイミングスクールからの帰り道。いつも母が私を呼ぶ声が聞こえました。でもそこは、家から100m離れた地点で母の声など届くはずがないのです。私を呼ぶあの声の主は、何者だったのでしょうか? その何者かは、この世ではないどこかへ私を誘っていたのでしょうか? どうかこの謎を解いてください」 こんな相談を受けた”ぼく”は重度の懐疑主義者にして学園随一の秀才である”先輩”とともに調査に乗り出すが――。
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