世界で一番やさしいリッキー
最終更新:2020/8/1
作品紹介
※ライト文芸大賞エントリー中です。 榎本力也は、「私」山崎かなの幼なじみ兼同級生の小学六年生。 いつも軽口ばかり叩いて人を傷つける「露悪的」な彼に、「私」もみんなも呆れている。 けれど、幼い頃は優しかったはずの彼には、今でもちょっとはいい所が残っている。 誰に対しても平等(にいじわる)だし、友だちがいじめられていたら本気で怒る。 それにワクワクすることを考えつくのが得意だ。 根っからの悪い奴ではないのに、彼はどうしてこんなに「露悪的」になったのだろう? 疑問に思った「私」は、彼の家庭のある変化に気がつく。
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