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作:天ノ瀬

氷魔法のアイス屋さんは、暑がり神官様のごひいきです。【2~3日おき更新】

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未評価

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最終更新:2023/3/2

作品紹介

■書籍発売・コミカライズ連載■ 「君との婚約は破棄させてもらう。正直言って僕は君のような女性がタイプじゃないんだ」 ――ある日、庶民の娘アルメは、婚約者の浮気の現場に遭遇してしまった。そしてその場で婚約破棄をくらい、呆然として帰宅する……。 もう家族もいない一人ぼっちの自宅にて、改めて将来のことを考えた時、ふと思いついた。『氷魔法の才能をいかして、アイス屋でもオープンしようかな』と。 アルメは前世の記憶をヒントにして、今までこの街になかったデザート、『アイス』を売り始めた。そのアイスに、たまたま縁のできた男がハマって常連客となっていく。男の名前はファルクというらしい。 ――ちょうど時を同じくして、街には一人の上位神官が来訪していた。 人々が熱狂する新しい神官様は、神秘的な雰囲気で見目麗しい『白鷹』と呼ばれる従軍神官だそう。……でも凛々しい姿は仕事中だけ。オフに見せる素の姿は、素朴で癒し系、飾らない雰囲気の人だった。 そんな白鷹は変姿の魔法で容姿を変えて、お気に入りのアイス屋へと通う日々。アルメはファルクの正体――実は神官『白鷹』である、ということに気が付くことなく、良い友人として関係を深めていく。 ――いつの間にやら、すっかり白鷹ファルクの特別なお気に入りになっているとは、思いもせずに。 (※設定ゆるめ。女性主人公の日常(仕事)と恋愛が主軸の物語です)

R15残酷な描写あり異世界転生日常身分差

評価・レビュー

料理・調理スキル持ち主人公のお話はわりと『料理をしている過程の描写』に長々と文章が割かれ気味で、「私は『キャラたちの物語』が読みたいのであって、『詳しい料理方法を読みたい』わけではない……」と萎えることが多いけれど、この作品はそこまで調理過程の比重が重くないのが良かった。 魔物や出生関連等いろいろと重めな話はあるが全体的にゆるい雰囲気で、ドロドロした読んでて重苦しくなるような展開はないので読みやすかった。 ただそのゆるさ故、ヒロインやヒーローに酷い扱いをした人たちに対するざまぁとか、出てきた設定に対する描写が薄いと思える部分もあり、物足りなさを感じる人もいるのではないかと思った。 深く考えずに、ほんわかとしたじれじれ恋愛模様を楽しみたいのならちょうどよい作品ではないかと。

4.0

亜夜

異世界ファンタジーと恋愛物の両方を高水準で味わえる傑作

異世界転生主人公が婚約破棄されるところから始まる、と言ういやベタすぎる。と言う展開からはじまりますが、世界観がしっかりしていて、主人公が基本的に前向きで明るいので楽しんで読むことができます。 頑張って努力する姿を見ていると応援したくなりますし、じれったくすすむ恋愛模様もにやにやしながら見守れます。 すれ違いもそれほど引きずる感じではなく、交際し、婚約して家族に挨拶したりと付き合って終わりではなくしっかり世界が続いていくのがわかるくらいに書いてくれているので読み終わった時にとても満足できます。 山あり谷ありながら順調に商売がうまくいくのも小気味よく、頑張っている主人公が報われていく感じが読んでいて心が温かくなります。 それぞれのバックボーンがしっかりかかれていて、この二人以外の人たちも主役級の人がたくさんいて、もっとたくさんこの世界をみていないと思わせてくれます。そのくらい世界観も人々も深くて、ついつい夜更かししてしまうくらい面白いです。 主人公とヒーローのやりとりが気に入れば最後まで読んでしまうこと請け合い、是非一読してください。

5.0

かんむり